日本NGO連携無償資金協力の支援によってタイで実施してきた「ラノーン県のマングローブ林再生を通じた社会的弱者層生計向上プロジェクト」が3年計画の終了を迎えました。1月25日、同県内のホテルで閉会式が行われ、プロジェクトを実施した村や地元政府の関係者ら約200名が集い、県政府からは高官も出席。マングローブ林の重要性と、そこから生み出される製品による生計向上に主眼を置いた活動を高く評価する挨拶をいただきました。プロジェクトメンバーらによる生き生きとした発表からも取り組みの成果がうかがわれ、昨年5月に実施された訪日研修の様子が動画で紹介されると参加者の関心を集めていました。
また、22日には、ラノーン県を訪問していた環境天然資源大臣らがプロジェクトを視察。活動に従事してきたメンバーらから取り組みの成果を伝える貴重な機会となりました。