コロナ禍で見送られていた「子供の森」計画(以下、CFP)の子ども親善大使事業が、今年度再開し、9月にはタイ、11月にはインドネシアからそれぞれ5名の親善大使が来日。各地で支援者にお礼を伝え、現地での活動を報告したほか、学校での交流や環境学習なども行い、有意義なプログラムとなりました。
タイの親善大使は、愛知、岐阜、東京を訪問。岐阜では、県の施設などで日本の森林やその利活用について学ぶワークショップに参加。豊かな森を育むことで、人間にも多くの恩恵があることへの気付きを得た様子でした。
一方、インドネシアの親善大使は、福岡、佐賀、山梨、東京を訪問。海岸林の保全に取り組む学校を訪れ、互いに活動報告を行ったり、オイスカが企業や行政などと協働して取り組む森づくりの現場の視察や、その森で採取したハーブの蒸留体験などを通じて、日本の森の問題やその課題解決に向けた取り組みについて学びを深めました。
子どもたちを引率したコーディネーターらにとっても多くの学びと気付きを得る機会となり、今後の活動に今回の学びが活かされ、CFPがさらに充実した活動となり広がっていくことが期待されます。