コロナ禍で見送られていた海外へのツアーが少しずつ再開しています。
95年から20年以上にわたり「人間と地球のふれあいセミナー」と題して、フィリピンのヌエバビスカヤ州に組合員の派遣を続けてきた電力総連は、5月31日〜6月9日、15名が現地を訪問しました。
植栽地を広げながら600haの森林再生に取り組むプロジェクト地では、苗木を背負って1時間以上山道を歩かないと作業地にたどり着けず、ハードな植林体験となりましたが、地元の住民や子どもたちとの交流を育みながら約2000本を植栽しました。参加者からは、「植林だけでなく管理作業など森づくりの大変さ、かかる時間の長さを身をもって実感した」との感想が聞かれました。
また、京セラ労働組合では7月27日〜29日、支援先である同国パラワン島を訪れ、3校の「子供の森」計画参加校やオイスカパラワン研修センターを訪問。各所で盛大な歓迎を受けつつ、学校における森づくりなどの活動成果を視察したほか、記念植樹や寄贈したスポーツ用品などを用いたプログラムで交流を深めました。