2023年1月5日

インドネシア・スカブミ県N連プロジェクト コミュニティと連携し 環境整備が着々と進む【オイスカ誌ニュース】

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  • ※オイスカ誌2023年1月号に掲載した海外ニュースを紹介します


    インドネシア・スカブミ県N連プロジェクト
     コミュニティと連携し 環境整備が着々と進む

    日本NGO連携無償資金協力で実施するインドネシア・スカブミ県での「伝統的生活様式を守って生活する共同体の生活基盤の整備と生活環境の改善、生計向上の支援事業」は3年計画の最終年次を迎え、22年8月の開始から、ほぼ計画通り進められています。灌漑施設整備による米や野菜などの増産が軌道に乗り始め、リサイクル事業も住民の理解を得て回収量が伸びており、地域内の環境整備に貢献しています。

    当初はコロナ禍で事業休止期間があったものの、灌漑水路の修復や生産物の販売などに活用されるショールーム建設といったハード面の充実はほぼ終了し、今後予定されている浄化槽の付帯する共同水場の整備の完成により、地域の衛生面での改善に寄与することが見込まれています。今年度は参加住民らの日本への視察研修も予定されており、日本の山間部など、 現地と似た環境での有用な技術を習得することへの期待が高まっています。

    3年次の事業で完成した共同水場

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