2022年10月7日

モンゴル 南部ゴビ砂漠地域での新規緑化事業開始 8月には本部スタッフが現地を視察【オイスカ誌ニュース】

  • 海外ニュース
  • ダランザドガド市の副市長(右から3人目)を囲んで

     オイスカ・モンゴル総局では、モンゴル南部のウムヌゴビ県で新しい緑化事業を開始しました。モンゴル国内最大の面積を誇る同県は、年々拡大傾向にあるゴビ砂漠に位置しているものの、その防止対策は限定的なものとなっています。オイスカ・モンゴル総局は、昨年、県庁所在地であるダランザドガド市と、国際交流や緑化活動などに関する協力の覚書を交わしたことをきっかけに、住民参加による砂漠緑化の活動を進めることを決定。来春から植林が行われる予定です。

     8月に同地を訪問した海外事業部の藤井啓介は、植林予定地を視察したほか、ダランザドガド市のガンバートル・ラハナ副市長や市の関係者らと今後の活動について話し合いの場を持ちました。現地では地元メディアからの取材を受けるなど、期待の高さがうかがえたといいます。

     同県では、砂漠緑化のほか、「子供の森」計画への6つの学校の参加も決まっており、各校で約100本の植林を実施する予定になっています。

    アーカイブ