7月25日、JCBインターナショナル・インドネシアの高橋巧支社長とLicco Indrawanマーケティング部部長がパティ県のマングローブ植林サイトを視察訪問しました。
パティ県テュングルサリ村では、同社の厚いご支援により2016年からマングローブ植林活動に取り組んでおり、プロジェクトサイトでは、村の住民をメンバーとした植林グループにより、これまで6万本以上が植えられ、現在3haに及ぶマングローブ林となっています。
同村では、海岸浸食や高波から村を守る植林活動のほか、住民たちがマングローブの生態系を活かした生計向上活動(バティックづくり、コーヒーづくり、シルボフィッシャリー※など)に取り組むなど、幅広くコミュニティに裨益する事業を実施しています。
※「Silviculture(造林)」と「Fishery(漁業)」を組み合わせた、マングローブの森づくりと水産養殖による生計向上双方の便益を図る手法
当日は、植林サイトを訪問し、プロジェクトの成果を視察したほか、記念植樹も実施。また、マングローブの植林や保全に携わってきた村の植林グループのメンバーと共に、これまでの活動や今後の取り組みの展開について意見交換が行われました。
今回の視察を通し、今後の同社との一層のマングローブの森づくり、保全活動における連携強化が期待されます。