※オイスカ誌2022年4月号に掲載した海外ニュースをご紹介します
オイスカは、フィリピンの南ルソン州立大学と「子供の森」計画(以下、CFP)の推進や若い世代の人材育成などに関する5年間の協約を更新するため、2月15日にオンラインで署名式を執り行いました。
同大学は、質の高い教育や指導を通して、特に貧困の撲滅や地球環境の持続といった分野で活躍する人材の育成を目標にしており、持続可能な社会づくりを目指して環境保全や人材育成に取り組むオイスカと理念を共にしています。
これまでも協約に基づき、日本から林業の専門家を派遣して講義を行ったり、植林ボランティアを派遣するなど、交流を深めてきました。同大学では、SDGsの達成に貢献し得る人材の育成に力を入れたいとし、オイスカとより連携を深めた教育活動を展開するため、協約を更新する運びとなりました。
署名式には、同大学のドレーシー・ゾレタナンテス学長をはじめ副学長ら4名、オイスカからは永石安明事務局長やフィリピンの石橋幸裕駐在代表など4名が参加し、今後の取り組みに関する意見交換もなされました。
人的、技術的な連携を進めながら、CFPにとどまらず、若者への農業研修や国際交流などが推進されることが期待されます。