「富士山の森づくり」推進協議会(以下、協議会)の平成20年度総会・モニタリング報告会が3月5日に開催され、多くの企業・団体・行政担当者が出席しました。総会では、協議会会長の進士五十八氏が「異なる立場の皆さんが集まり一つの取り組みをしている、これこそが多様性です。個性を活かし、一人ひとりが考えて行動することで、社会を変える大きな力になると思います」と挨拶。続いて、平成20年度の活動報告と21年度の活動計画が発表されました。また、活動をさらに発展させていくために「専門部会」を立ち上げ、参加企業や団体のより積極的な参画を促すことで、参加者の同意を得ました。
一般への公開もされたモニタリング報告会では、植林を実施した場所のモニタリング調査の概要と目指す森の姿、調査結果を報告。さらに同プロジェクトによって新たに山梨県で生み出された林業関係の地域雇用についても発表がありました。参加者からは「自分たちが植えた木がどうなっているか、この活動がどのような貢献になっているかがよく分かった」との声が聞かれ、今後の活動へのさらなる意欲が感じられました。