1993年よりフィリピン・ヌエバビスカヤ州で進められている植林プロジェクトでは、540ha以上の植林、育林を経て、水源涵養機能や生物多様性の回復といった成果が見られています。同プロジェクトを支援する電力総連は、6月8?17日、「第20回人間と地球のふれあいセミナー」を実施。16名がプロジェクトでの植林作業などを行いました。
14日には同セミナーの20回記念式典が開催され、ヌエバビスカヤ州のカルロス・パディリア知事をはじめ「子供の森」計画参加校の児童・生徒など地元からも約150名が参加しました。パディリア知事は20年以上にわたる支援を続けている電力総連と、地域住民を組織して活動を推進するオイスカに感謝状を授与し、「これからも日比の強い絆で地球環境問題に立ち向かっていこう」と呼びかけました。
電力総連では、今後もプロジェクトへの支援と組合員の派遣を検討しており、同州では地域住民と連携した活動への期待が寄せられています。