全国の皆さまから寄せられているフィリピン台風緊急支援募金での活動についてご報告します。
現地ではネグロス島にあるオイスカバゴ研修センタースタッフが中心となり、
被災地域での調査を行い地域住民に必要な支援を行っています。
下記、現地からの報告です。
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12月3日に実施したネゴロス島サガイ市マタバス島での支援活動を報告します。
■報告者:渡辺洋地
■活動場所:マタバス島
マタバス島はモロカボック村の3島の一つ。島の人口は約600人。
(サガイ市の中心から車で45 分、 ビト村のから船で約1時間)
■同行者:オイスカ高校教員、オイスカ・サガイの会長(サガイ市教育長)、
オイスカ・サガイの会員、アメリカ Peace corpサガ イ駐在ボランティア
(ビト村の港からは村会議員が2人が合流)
■援助物資:事前調査により損壊した家の屋根に使える資材の要望があり152枚のトタ ン屋根を支援
マタバス島では約130あったうちの65の家屋が倒壊。残りの全ての家も被害を受けていました。
152枚のトタン屋根では足りず、1軒に3枚、50家族にしか配布できませんでした。
しかし、島民からは「これで家を建て直すことができる」と喜びの声が聞かれました。
生徒の研修のため来比していたオイスカ高校の教員も同行していたため
「帰国後、できるだけ皆さんの声を日本に届けたい」と話すと住民の皆さんから笑顔がこぼれました。