6月13日、（財）オイスカの2008年度第1回理事会・評議員会が東京都千代田区のルポール麹町で開催され、07年度の事業報告および決算報告等が審議、承認されました。
　07年度決算報告によると、会費収入・1億7939万4千円、寄附金収入・4億6902万2384円、助成金収入・7846万4080円ほかで、総収入は、前期繰越収支差額を含め、17億1374万7114円。事業活動支出は、研修訓練費が2億5587万5719円、海外技術協力費・2億2027万8493円、国際交流費・2461万7524円等で、総支出は14億7533７５３３万３１７３円となりました。

　中野良子会長は挨拶の中で、「オイスカは、感謝の心のサイクルの延長線上で活動しています。新たな国々からも協力の要請が寄せられており、このような地球規模の問題が山積する時代に、オイスカの必要性はますます高まっています。会員数は伸び悩んでいますが、他方、企業をはじめとする協働の事業が活発となっているので、これを会員の増強につなげ、組織を広げ、地球人類の未来のために活動していきたいと思います」と述べました。