2012年4月10日

米国でも「子供の森」計画スタート 強い絆を象徴するサクラを植樹

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  • 式典後、JFK小学校の子どもたちと揃って記念撮影

     昨年オイスカ・アメリカ総局が誕生した米国・ニュージャージー州ラリタンにて、4月10日、同国での「子供の森」計画(以下、CFP)第一号となる植樹活動が行われました。レオナード・ランス下院議員やジョアン・リプタック市長、州議会議員など米国の要人約20名、日本からは、杉浦正行愛知県支部会長を団長とした代表団20名が参加し、子どもたち、地域住民、オイスカ・アメリカ総局メンバーなど合わせて約100名がジョン・F・ケネディ(JFK)小学校に集まり記念式典と植樹を行いました。
     

     

    この日植えられたのは100年前に贈られたサクラの4代目

    2012年は日本が同国にサクラの苗木を最初に寄贈してからちょうど100年目に当たることから、今回のCFPでもその節目を記念し、両国の温かく強い絆の象徴としてサクラの苗木が植えられました。祝辞に立った長杉浦氏が、「米国で第一号の『子供の森』計画が実施できたことは誠に光栄であり、このプログラムが米国大陸に広がっていくことを願っています。そして、本日米国人と日本人が共に植えたサクラの苗木が、天高く生長していくことを願っています」と述べるなど、日米双方の参加者は共に日米サクラ寄贈100周年とCFPのスタートを祝いました。
     

     

    日本代表団はこの訪米期間中に、世界銀行の林信光理事、在米国日本国大使館の梶川幹夫公使、国連本部のアンドレイ・アブラモフNGO課長などを訪問し、米国初のCFP実施を広報するとともに、米国での今後のオイスカの活動についても理解を求め協力の要請を行いました。
     また、オイスカ・アメリカ総局は、4月17日に米国財務省より、同総局への寄附に対して税制上の優遇を受けられる「チャリティー・ステイタス501(c)(3)」の認定を獲得しました。同総局では、これらを今後のオイスカ活動のさらなる発展へつなげていきたいと期待を膨らませています。

     

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