2016年12月1日、衆議院第一議員会館(東京都千代田区)で第43回オイスカ東京フォーラムが開催されました。本フォーラムは1979年から続くもので、オイスカが活動拠点を置くアジア・太平洋地域の国々を中心とする在日外国公館関係者と国際協力推進に関する意見交換を行う場となっています。
冒頭、国内外で広がりを見せるオイスカの取り組みを海外事業部調査研究担当部長の長宏行が報告、続いてオイスカ・インターナショナルの中野良子総裁より、設立当時から脈々と受け継がれるオイスカの理念を伝えるとともに今世界が直面する「生命の危機」への警鐘を鳴らしました。また、あいさつに立ったオイスカ国際活動促進国会議員連盟の会長である石破茂衆議院議員は出席者と日本の現状や課題を共有、その中でのオイスカの存在意義などに触れ「オイスカと共に日本の人材や文化をよりよい世界のために活用したい」と強調しました。
今回のフォーラムには、パプアニューギニアやミャンマーなど協力関係のある国々をはじめ、活動拠点のないザンビアやブルガリアからも参加がありました。12ヵ国13名の大使および大使館関係者が出席、オイスカ活動のさらなる拡大への期待が寄せられるとともに、今後の連携強化に向けた活発な意見交換がなされました。