2011年11月1日、中米・ホンジュラスのラモン・ロサ小学校で「子供の森」計画(CFP)がスタートし、子どもたちの自然への理解と親しみを深めるため、ゲームを取り入れた環境授業や野外の清掃活動、1年生52名による校庭への植林が行われました。
同校のあるアトランティダ県は同国北部に位置し、ランブータンやヤシの栽培が盛んな農村地帯です。同地でCFPを始めたのは、 中部日本研修センターの研修生OB(2009年修了)フェルナンド・マンシア氏。 同氏は帰国後ランブータンの農場経営に携わりながら、オイスカで学んだことを活かしたい、オイスカの精神をホンジュラスの多くの人たちに伝えたいと、自国でのCFP実施を決意。故郷の学校の先生たちにオイスカやCFPについて懸命に説明し、活動の重要性や必要性の理解と賛同を得て実施に至りました。
「将来は、みんなが楽しめる森をつくりたい」と夢を語る子どもたち。これからの展開が楽しみです。