3月13日、「環境保全型農業の指導者育成研修コース」の研修修了式が、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)本社(東京都千代田区)で行われました。2008年度より開始したこのコースは、企業による社会貢献・国際協力の新たな試みとして、オイスカとMUFGとの協働事業という形で実施されました。研修生は、昨年4月からの約1年間、資金面の支援とともに、研修センターへの激励の訪問をMUFGの社員から受けるなど、多くの方々に支えられてこの日を迎えました。
修了式では、譛オイスカ・中野良子会長から激励の言葉を受けた後、MUFG・水野俊秀専務取締役、オイスカ国際活動促進議員連盟会長・杉浦正健衆議院議員、在日モンゴル大使館・レンツェンドーギーン・ジグジッド大使らから祝辞をいただきました。その後、10名の研修生を代表してパプアニューギニア出身のジェロム・テイオロニが謝辞を述べ、ミャンマー出身の研修生スス・ウエイ・ルインが、研修中の様子や帰国後の計画などをスライドを用いながら説明しました。
地域開発の中心となるリーダーの育成を行っていく上で、この協働事業の持つ意味は大きく、企業の社会貢献の一つの在り方として定着することが期待されます。