国際研修協力機構(JITCO)が主催した日本語作文コンクールに、総合ビジネス㈱で印刷について学ぶインド出身の技能実習生、チャンド・オムカンワルが応募し、応募総数5892編の中から見事、優秀賞を獲得しました。 10月2日、経団連会館(東京都千代田区)で開催されたJITCO交流大会で表彰式が行われました。入賞者のほとんどを中国人が占める中、インド人は応募を含め彼一人でした。
作文のタイトルは「私が拾った物」。日本で目にした親子の清掃活動に感銘を受け、日本が経済発展した理由は高度な技術だけではなく、日本人の勤勉さ、協調性など優れた精神性が備わっているからだということに気づき、その気持ちをつづりました。審査の過程でも印象に残った作品となったようです。彼は普段から仕事以外のことにも興味を持ち、積極的に日本から学ぼうとする姿勢が強く、ほかの研修生の手本となる存在です。帰国後の活躍が期待されます。