2009年1月15日

日本経団連植林視察団 高い評価を得た南米でのオイスカ流「植林」活動

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    サンパウロ近郊にある「日伯友情の森」で植林する大久保団長ら

    オイスカの協力で南米大陸で展開されている植林活動が、日本経団連自然保護協議会(以下協議会)の植林視察団にも高い評価を得ました。

    協議会は、譖日本経済団体連合会の特別委員会の1つで、財界による社会貢献の一環として、会員企業から寄附を募って、環境保護に取り組んでいる世界のNGOに助成を行う公益信託日本経団連自然保護基金を設定しています。毎年いろいろな国や地域に、支援した自然保護プロジェクトへの視察団を派遣しており、今年は南米のアルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3ヵ国が選ばれました。

    去る1月15日から19日まで、協議会会長を務める㈱積水化学工業の大久保尚武社長を団長とする10名が、アルゼンチン拓植協同組合、ブラジル・ニッポン移住者協会とオイスカ・ブラジル総局、パラグアイのイグアス日本人会がそれぞれ取り組んでいる植林現場を訪れました。
    昨年、日本人移民百周年を迎えたブラジルでは「日伯友情の森」、「豊饒の森」、パラグアイでは「友情の森」、「子供の森」、「経団連の森」など10を超える森で、アルゼンチンでは「パラナ松の森」で苗木が順調に育ち、森が点から面に広がりつつあります。現場事情に精通しているオイスカの渡辺忠理事が協議会の委託を受けて視察に関する事前調整を行い、視察団にも同行しました。経団連自然保護基金の助成を得て行われているこれらの植林活動は、オイスカ・インターナショナルのネットワークで結ばれています。

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