オイスカ山梨県支部が、山梨県より第32回森林・林業関係功労者表彰を受賞し、昨年10月10日の表彰式で表彰されました。

　この賞は、永年にわたり森林・林業分野に功績をあげた個人および団体に贈られるもので、昨年は県有林保護や種苗生産などの8分野において20名の個人と、団体としては唯一、同支部が受賞しました。

　山梨県支部は、1993年にオイスカ山梨県世話人会として発足して以来、国内外で森林保全活動に取り組んできました。今回の表彰は、同支部が取り組んできた、県内の森林の育成保全および青少年による自然環境保護を推進する活動が、環境緑化に貢献したとして、推薦を受けたのがきっかけでした。同支部は2000年より学校林活動の活性化に取り組んでおり、04年度には企業と行う森づくり活動を開始。今回の受賞は、オイスカがこれらの各活動において、企業や土地所有者、行政、林業従事者など、森づくりの関係者を結ぶコーディネーター役となり、円滑な運営に寄与したとして、その功績を認められたものです。

　同支部・岩波政雄会長は受賞について、「さまざまな緑化活動に積極的に参加し、地域の人とともに、治山治水の活動を続けてきました。活動の中で、たくさんの人にオイスカを知ってもらい、協力体制を築くことができたことが受賞につながったのだと思います。これからも、自然豊かなこの山梨県で、緑化活動の推進や学校林活動など、地域に密着した活動を地道に続けながら、支部の発展にも努めていきたいと思います」と語りました。