10月6日、オイスカは創立53周年を迎えました。この日は日本政府が定めた国際協力の日でもあることから、東京の衆議院第一議員会館で第一回となる「国際協力の日のつどい」がオイスカ国際活動促進国会議員連盟(以下、議連)の協力により開催されました。
日本の政府開発援助(ODA)開始60周年を記念し、第一部では国際政治学者のペマ・
ギャルポ氏による講演、 さらには本年7月から9月にかけて議連が派遣した4つの海外派遣団の代表による報告がなされました。フィリピンを訪問した木内均衆議院議員は、「農業省および環境天然資源省やボランティア調整局など、どの政府機関を訪問してもオイスカに対する感謝の言葉が聞かれた。オイスカの地域に密着した活動が国家レベルで浸透しているのを実感した」と報告。会場からは「国会議員による国際協力活動の現場視察は有意義な取り組み。国政への反映を期待したい」といった声が聞かれました。
当日は台風18号の影響で大幅に交通機関が乱れたものの、全国から会員や支援者ら約250名が参加しました。第二部のレセプションには、髙田川部屋の力士やインドネシアとミャンマーから来日していた「子供の森」計画子ども親善大使も登場し、会場を盛り上げました。最後はこの日初披露された〝森の息吹〞(「子供の森」計画イメージソング)を参加者全員で歌い、踊り、式典は和やかに幕を閉じました。