２０１０年11月５日、都内にて「第38回オイスカ東京フォーラム」を開催しました。本フォーラムは、オイスカの活動国の駐日大使の方々に報告を行い、意見交換することを目的としています。今回は16ヵ国の大使および大使館関係者、外務省民間援助連携室室長・山口又宏氏の参加を得て実施し、永石安明事務局長から生物多様性条約第10回締約国会議（ＣＯＰ10）への参加報告の後、オイスカ・インターナショナル中野良子総裁より創立50周年に向けての方針に関する報告がなされました。　

　出席した大使からは「政府機関と連携したオイスカの人材育成を軸にした地域開発を評価。活動がより盛んになるように引き続きサポートしていきたい」（マレーシア：ダト・シャハルディン・ビン・モハマッド・ソム大使）、「新体制で再建された研修センターに、日本から農業技術指導者の派遣をお願いしたい」（パラオ：ミノル・Ｆ・Ｘ・ウエキ大使）などの提言や意見が聞かれ、今後も各国政府の協力を得て活動を展開していくための、相互理解を深める場となりました。