2014年6月27日

四国支部 国際協力講演会など活動活発に地域に根差した取り組みに評価も

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  • 4月24日、オイスカ会員を中心に国際協力活動に関心のある県民らが集まり、四国支部主催により、香川県丸亀市のオークラホテル丸亀で国際協力講演会が開催されました。
    今年は政府開発援助(ODA)の開始から60年の節目であることから、外務省国際協力局民間援助連携室の江原雄室長を招き「60周年を迎えたわが国のODAと民間連携の重要性」をテーマにお話しいただきました。

    民間のきめ細やかな活動を高く評価する江原室長
    民間のきめ細やかな活動を高く評価する江原室長

    江原室長は日本の国際協力において、NGOや企業が行う開発途上国支援など民間が果たす役割が年々大きくなっていると説明。ODAと民間の連携事例としてオイスカが取り組むフィリピン・ネグロス島における養蚕普及プロジェクトを挙げ、蚕種製造から生糸の生産、機織りまでの一連の工程が確立されたことを評価しました。また、四国研修センターで行われるJICA受託研修事業による農村女性の生活改善や農産加工品の開発研修、外務省のNGO補
    助金を活用した農業研修などについて、「開発途上地域の国々が求めるニーズに沿ったものであり、そういった取り組みを継続しているオイスカはODAのよきパートナーである」と述べられ、効果的な国際協力活動の遂行のため、民間との連携の重要性が増していることが強調されました。

    三輪総支社長(右)から目録を受け取る石井会長
    三輪総支社長(右)から目録を受け取る石井会長

    5月13日にはKDDI㈱四国総支社で、三輪和生総支社長より四国支部の石井淑雄会長に寄附金25万円の目録が手渡されました。これは同社独自の社員参加型貢献活動「+αプロジェクト」によるものです。地域の清掃など、プロジェクトメンバーに登録した社員が日常の中で無理することなく行った社会貢献活動に対しポイントが付与され、積み立てられたポイントに基づきメンバーが推薦する慈善団体などに寄附をする仕組みです。このたびは四国支部が取り組む地域内での植林活動などが評価され、4年続けて支援いただくことになりました。
    今年は11月9日、香川県まんのう町尾の瀬山で5年目となる植林が予定されています。三輪総支社長からは「社員ボランティアを募り、ぜひ現場にも足を運びたい。これからも地域に密着した活動を支援していきたい」との言葉がありました。今後も企業・組合・社会奉仕団体・行政など地域の組織と連携を図り、さまざまにオイスカ活動を展開していく予定です.

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