2018年12月8日、四国研修センター(以下、センター)で10ヵ月間の地域開発コースおよび2年間の家政コースの研修を終えた6名の修了式が行われました。当日は、地元選出の国会議員をはじめとする来賓や会員ら50名が研修生の門出を祝いました。
卒業生を代表してミャンマーのピョーは「日本での研修や生活を通じてさまざまな国とつながることができ、また多くの人たちの支援で自分たちが研修できたことを忘れない」と答辞を述べました。
式の終了後、参加者らは研修生がつくったお国自慢の料理で交流。お世話になった地元の皆さんとの別れを惜しみながらも、研修生は終始笑顔で会場を盛り上げました。
センターでは、こうした従来のオイスカ独自の研修生のほか、外部の技能実習生の基礎研修の受け入れにも積極的に取り組んでおり、11月16日からの1ヵ月間、4名のインドネシア人技能実習生の基礎研修を行いました。
4名は、17年11月から新たに技能実習の職種に加わった介護分野実習生で、今回はセンターのある香川県内の受け入れ団体から、日本語や介護講習などを受託したものです。介護技能実習生は、ある程度の日本語能力がないと入国が認められず、1年後にはそれ以上の日本語力を求められるため、4名も母国でしっかりと勉強してきた様子がうかがえました。
昨今、さまざまな形で注目をされる外国人人材。オイスカでは研修生、技能実習生がしっかりと技能を身につけ、母国の発展に貢献できるよう、引き続き人材育成に取り組んでいきます。