2017年11月19日、香川県で開催された第41回全国育樹祭で、浜田恵造知事より四国支部が香川県緑化功労者等感謝状を贈呈されました。
これは育樹祭開催を記念し、同県で森林保全や林業の振興などに尽力した個人、団体を表彰するもので、1995年より「地球環境の保全は足元から」とのスローガンを掲げ、香川県内を中心に四国全域で森づくりに取り組んできた同支部の貢献が評価されたものです。
同支部では会員や協力団体などと協力しながら、各地でヒノキやクロマツ、ヤマザクラなどの植林や下草刈りを継続的に行ってきました。
同支部の石井淑雄会長は「皇太子同妃両殿下がご臨席された式典で表彰され、光栄に感じた。今後、より一層の緑化の推進や、広く県民の皆さまへの啓発活動に取り組む決意を新たにした」と喜びの言葉を述べました。
また同12月19日、大阪府庁において長年にわたりアドプトフォレスト制度を活用して、府内で森づくりを行う企業や団体への感謝状贈呈式が開かれ、オイスカは協働する日立造船㈱と共に、松井一郎府知事より感謝状を受け取りました。同支部は2007年から5年間は西日本旅客鉄道労働組合と、12年7月からは日立造船と協働し、四条畷市の〝ふれあいの森〞で活動を進めてきました。主にスギやヒノキの間伐作業を行い、その材を活用した階段や歩道の整備を行うほか、「森のつみ木広場」に活用するつみ木も製作し、各種イベントや学校での広場に利用しています。
当日は同支部の岡崎昌三会長と事務局長の黒田吉則が出席し、これまでの取り組みについて発表。活動に参加した日立造船の社員からの「ふれあいの森を訪れた市民から『歩道が整備され、森の散策がとても楽しくなった』との声を聞いてうれしかった」といった感想も紹介されました。5年間の協定期間は終了しましたが、引き続き活動できるように協定を2年間延長し、今後は同社の社員も参加した体験活動を展開する予定です。