2009年11月から12月にかけ、四国や中部、東京で、国内の各研修センターなどで約1年間、有機農業や家政、養蚕、自動車整備などを学んだ14ヵ国32名の研修生に対する修了式が行われました。
今年度中部日本研修センターおよび四国研修センターで学んだJICA委託研修生の大半は「オイスカ」の名前すら知らずに参加した研修生で、日本語学習の難しさや厳しい規律訓練、初めて体験する寒暖の厳しさや日本の生活習慣など、さまざまなハードルを乗り越えて迎えた研修修了式でした。中部日本研修センターの修了式では、研修生を代表してケニアのエイリーン・アジャゴ・ブレザとトルコのオズゲ・ブユクスの二人は「多くの会員や地域の人たちの支援に感謝するとともに、研修を通じてオイスカが目指そうとする人材育成の在り方を深く理解することができた。帰国後は日本で学んだ技術や知識を活かし自らの実践をもって、国の発展に尽力していきたい。またオイスカの活動も広げていきたい」など感謝の心と強い決意がこめられた抱負を述べました。