2008年2月2日

住友生命保険相互会社との協働による「サンゴ礁保全プロジェクト」開始

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  • フィジー諸島共和国ビチレブ島南西沿岸は、「コーラルコースト(サンゴ礁の沿岸)」と呼ばれ、サンゴ礁とエメラルドグリーンの海とが広がっています。海にはたくさんの種類の生物が生息し、生態系の宝庫ともなっています。しかし近年、急激なリゾート開発や住民の環境保全に対する関心の低さ、貧困などが原因とする自然破壊・水質汚染が進み、死滅するサンゴが急増。一部の海域では色鮮やかなサンゴが消え、海底には無数のサンゴの死骸と岩だけが広がっており、魚の姿も疎らになりました。

    そのため、オイスカでは、住友生命保険相互会社と協働で2008年1月より3年計画で、ビチレブ島南西沿岸の海洋を主な対象に、「サンゴ礁保全プロジェクト」を実施します。地域住民主体によるサンゴの増殖、植え付け活動や住民への啓発や環境教育を行うことにより、サンゴ礁の復活、持続的な保全体制の確立を目指します。また、本プロジェクトを通じて得たさまざまなノウハウを周辺地域へ普及する体制を作っていきます。

    2008年は「国際サンゴ礁年」ということもあり、本プロジェクトの活動の成果が、フィジーのみならず世界各地のサンゴ礁保全の取り組みの後押しとなることが期待されます。

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