2017年12月26日

人材育成事業 技能実習生が社内競技会で表彰 帰国したOBも専門分野で活躍

  • 国内ニュース
  • マレーシア実習生ムイズ(右から2人目)とカイルル
    マレーシア実習生ムイズ(右から2人目)とカイルル
     愛知県の三河ダイハツ㈱で学ぶマレーシアの実習生2名が、昨年11月に開催された社内競技会で特別賞を受賞しました。これは、仕事の効率化や社員の技術の向上を図るためのもので、入社3年以内の社員が参加し、定期点検を想定したお客さまへの対応から車の引き渡しまでを行います。2名は技術部分のみの参加ながら、地区予選で優勝を果たしました。ファイナルへの参加は叶わなかったものの、特別に新車の納品前チェックの技術デモンストレーションを行いました。同社の担当者は「2人が入ったことで、社内では彼らとのコミュニケーションを図る努力が見られ、全体のチームワーク向上につながっている。実習修了後は、現地法人で活躍してもらいたい」と期待しています。

     また2014年に来日し、3年間、沖縄県で農業を学んだフィリピン人のアバディリア・エリガル・アボヨさんから、帰国後の17年6月に北ネグロス工科大学の講師に採用されたとの報告が届きました。沖縄で習得した農業知識と技術を活かし、現在は大学で学生たちに農業指導を行っており、地域の農業を担う人材の育成に貢献しています。
    オイスカでは各国の発展を担う人材を育成すべく、受け入れ企業・農家の協力を得ながら、今後も技能実習生の受け入れを積極的に行っていきます。

    学生に追う行を指導するアバディリアさん(右から2人目)
    学生に追う行を指導するアバディリアさん(右から2人目)

    アーカイブ