5月21日に現地研修センターからヤンゴンに到着した精米約9500kg、油約1200kgの緊急物資は、翌日から24 日にかけて仕分け作業が行われ、2400セットにわけられました。セットの内容は[米4kg・油480g・ロウソク3本・ライター1個・衣類2~3枚]です。
また、23日の夜にはエーヤワディー管区デダイへ調査に出ていたスタッフ2名と研修生OBの1名がヤンゴンに戻りました。デルタ地帯の被災状況はひどく、暴風と水害で多くの家屋が倒壊し死者も出ています。3週間たった今でも遺体が放置されている場所もあり、車でのアクセスが悪いため、支援もほとんど入っていない状態です。人々は崩れた家々から資材を集め、なんとか風雨をしのげる場所を確保しています。
現地では田植えの時期となっていますが、田を耕すための水牛も失い、種籾もなく、毎日の食糧確保も困難な状態のため、引き続きの支援が必要ということです。