2008年5月22日

ミャンマー・サイクロン災害 オイスカがクンジャンゴン地区などで480世帯に緊急支援物資を配給

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  • 現地での支援物資配布の様子。各世帯の代表者一人一人に確実に、手渡しで配給しています。
    現地での支援物資配布の様子。各世帯の代表者一人一人に確実に、手渡しで配給しています。

    ミャンマー・サイクロン災害への緊急支援として、5月18日、ヤンゴン管区でもっとも被害が大きかったとされるクンジャンゴン、コムーと、エーヤワディー管区デダイ内の計7箇所の僧院で480世帯(約2400名)に対して緊急支援物資の配給を行いました。

    この日の配給は現地スタッフや研修生OB、ボランティアなどの総勢20名で行われ、米、油、塩、バナナ、ろうそくに加えて、市内住民の方々から提供いただいた薬や石鹸、古着やブランケット、インスタント麺などを配給しました。

    翌19日と合わせて、支援物資のセット(米5合、油320g、塩320g、ろうそく3本、バナナ1本)を1000世帯分、配布しています。
    緊急支援の配給をおこなったクンジャンゴン地区は、外国人の立ち入りが規制されているため、オイスカでは、現地の研修生 OBを主体に緊急支援活動を進めています。現地は昨日も雷雨が激しく、感染病などの二次災害も心配されているため、今後も現地のニーズを確認しつつ、迅速な対応が必要となります。オイスカでは、ミャンマー国内の支援者から届いた石鹸や食糧、ビニールシートや薬品なども配布の準備を進めています。

    雨の中幹線道路に出て支援の車を待つ人々。村そのものが消滅し、住む場所を完全に失った人も多い。
    雨の中幹線道路に出て支援の車を待つ人々。村そのものが消滅し、住む場所を完全に失った人も多い。
    クンジャンゴンの崩壊した建物の様子。風と水の両方の被害を受け、損傷も激しく多くの死者が出ました。
    クンジャンゴンの崩壊した建物の様子。風と水の両方の被害を受け、損傷も激しく多くの死者が出ました。
    僧院で避難生活をする人々。
    僧院で避難生活をする人々。

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