2008年6月7日

ミャンマー・サイクロン災害 農業復興支援を決定!引き続き支援物資の配布も継続

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  • トータニー村の僧院での配布の様子。僧院の外で名前が呼ばれるのを待つ人々
    トータニー村の僧院での配布の様子。僧院の外で名前が呼ばれるのを待つ人々

    ミャンマーサイクロン災害に対する緊急支援にあたってはオイスカの現地カウンターパートであるミャンマー農業公社(MAS)と連絡調整を取りながら活動を進めています。そのMASから、オイスカに対して農業復興支援の要請が寄せられ、農業分野で活動するNGOとして要請に応えたいとの現場の意向も伝えられ、オイスカとして今後の農業分野での復興支援を行うことを決定しました。

    具体的な復興支援の内容は今後の調整となりますが、稲作地帯で被害の大きかった地域のひとつであるデダイにて、稲作に必要な種籾の確保・供給、併せて種籾を供給した農家に対する収穫までの技術指導が計画されています。国連によると、雨季の作付時期である6月末までに早急に種籾をはじめとする支援を実施しなければ、今後の米の収穫に甚大な影響が出るとしています。現地では、農業復興支援の調整と並行して、緊急支援も継続して行っています。5月30日、日本に来ていた研修生OBで現在ミャンマー東部のシャン州に住むチョウさん(2002・西日本研修センター)や、ヤンゴンの日系企業に勤めるピューさん(2003・四国研修センター)からニンニクやパンが届きました。翌日以降の配布物資の一部として被災者に届けられます。

     翌31日にはデダイのトータニー村の150世帯に対して米や油、パンなどの物資を配布しました。この村はデダイの近くにありますが、アクセスが悪いため村まで支援物資が届いておらず、村からの要請にオイスカが応え、今回の配布を行いました。

     
     

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