2008年7月9日

ミャンマーサイクロン災害  239世帯へ緊急支援物資配布、小学校でノートや鉛筆を配布

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    ダノンチャウン村での学用品配布の様子

    6月18日、デダイにおける今後の種籾支援についてミャンマー農業公社(MAS)や種籾支援をしている他の団体と情報共有のためのミーティングを行いました。今後、種籾の入手からから配布まで各村と調整しながら進めていくことにし、進捗状況をMAS事務所に報告しながら支援活動を実施することで方向性を定めました。オイスカが支援する種籾の総量は63トンを予定しています。

    翌19日~21日にかけて、数ヵ所の村を回り、種籾の状況を調査しました。ほとんどの種籾を流されてしまった農家もありますが、同じ村内あるいは近隣の村で被害を免れて残っているものもあり、それらの質や量、運搬方法などについて見当しました。

    また、20日には、デダイのダノンチャウン村の4地区で計239世帯に対して米・油・野菜・飲料水・衣類・食器類・ライター・ロウソクなどの支援物資を配布しました。また、同村にある計3ヵ所の小学校で児童190名に対してノートと鉛筆を配布しました。これらの小学校では、飛ばされた屋根の修理が終わり授業が始まっているが、学用品や制服を失ったままの生徒が多いため、今回の配布を行いました。
    20日~21日にかけて農村開発事業を展開している団体からニンニク約1600kgの支援が届きました。これにオイスカが購入した米とヒヨコマメを合わせたセットを作り、今後の支援物資配布の準備を進めています。

    MASの事務所にて他団体も交えてミーティングを行う(右はミャンマー農林業研修センター・藤井)
    MASの事務所にて他団体も交えてミーティングを行う(右はミャンマー農林業研修センター・藤井)
    村の住民から農民の現状や種籾に関する情報を得る(左は2004年西日本研修センターOBのチコ)
    村の住民から農民の現状や種籾に関する情報を得る(左は2004年西日本研修センターOBのチコ)
    田植えが済んでいるかのように見える光景だが、実は一面に草が生い茂っている田んぼ(6/21 ドンヤン村にて)
    田植えが済んでいるかのように見える光景だが、実は一面に草が生い茂っている田んぼ(6/21 ドンヤン村にて)

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