2017年8月8日

マラ公団評議会会長らが来日 長期的な人材育成の協力体制を確認 会員企業との意見交換も

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    J R 九州を訪問し、挨拶をするヤコブ会長

        5月21~26日、マレーシアのマラ公団(以下、公団)評議会のユソフ・ヤコブ会長公団のズルフィキリ・オスマン副理事長(企業担当)ほか6名が来日、福岡、大阪などで企業や団体を訪問しました。
       福岡では、オイスカ西日本研修センターを訪れ、マレーシアをはじめとする9ヵ国の青年が農業研修などに取り組む様子を視察し、激励しました。また2016年3月にクアラルンプール大学と鉄道分野における人材育成に関する協力関係を示した基本合意書を取り交わした九州旅客鉄道㈱(JR九州)で青柳俊彦社長と面会、昨年度実施された研修の振り返りを行ったほか、今後の協力体制について協議しました。一行はクルーズトレイン「ななつ星」の出発式に立ち会うなど、同社の多様な事業を視察し、駅ビル開発についても関心を示していました。
       大阪の中小企業基盤整備機構 近畿本部では、両国の中小企業をどのように育成するかについて活発な意見交換がなされ、会員企業である㈱タケックス・ラボでは、マレーシアにおける今後の事業展開について話し合われました。同社はオイスカが公団と協働で開催しているビジネスフォーラムへの参加をきっかけに同国での事業をスタートさせ、公団の協力を得てハラル認証を取得しています。今回は新たな製品への追加認証についても意見交換がなされました。
       公団では技術習得にとどまらず、勤労意欲の向上などの面でも日本での研修に期待をしており、オイスカは今後もさまざまな分野の企業の協力を得ながらマレーシアの人材育成に貢献していきます。

     

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