2月16〜18日、 フィリピン・ヌエバビスカヤ州の植林プロジェクト実施地において環境教育ワークキャンプが開催され、フィリピン7地域の「子供の森」計画参加校から生徒など84名が参加しました。
毎年開催されているこのワークキャンプですが、今回のテーマは有機農業。環境保全の大切さをより身近に感じてもらうために、食べ物と自然環境の関わりについて学ぶことが目的です。同州の教育局や農業局からも講師を招き、有機農業が自然環境の改善に果たす役割について講義を受けた後、参加者たちは実際にもみ殻を使った堆肥の作り方や有機野菜栽培の方法を体験しました。生徒たちからは、「今、学校では学校菜園作りが進められているので、とても参考になりました。広い土地がなくてもプランターなどで栽培する方法を教わったので、試してみたい」との感想が聞かれました。今後、それぞれの学校で有機栽培を通して環境保全への意識が高まることが期待されます。