
2016年7月、日本人7人を含む人質20人が犠牲となったテロの発生以降、バングラデシュ在住の日本人は緊迫した状況の中での生活を強いられています。さらに10月、同国で活動する海外のNGOとの連携を担う政府の部局から、NGOの駐在員情報が漏出しテロリストの手に渡った可能性があることが伝えられました。ダッカにあるバングラデシュ研修センターも含まれていたことから、オイスカは安全管理の観点から小杉辰雄駐在代表の引き上げを決定しました。

現地オイスカ組織に属するメンバーの申し出により、今後もセンターならびにマングローブ植林プロジェクトをはじめとする活動を継続。バングラデシュ総局のヌルル・アラム事務局長を責任者とし、研修生OBで養鶏専門家としてミャンマーや中部日本研修センターで活躍したラヒム・ウラ氏が支えるかたちで取り組んでいくこととなりました。
オイスカ本部は慎重に情勢を見守り、必要とされる対応を続けていきます。
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