2012年5月18日

タイ植林プロジェクト 支援企業の社員に向けた活動報告会を開催

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  • スクリーンには、自作の草木染シャツを身に付け、自然の中で楽しそうに活動している子どもたちの姿が

    5月18日、東京の住友化学㈱本社にて、同社と同社労働組合より支援を受けている「子供の森」計画(以下、CFP)およびタイでのマングローブ植林の取り組みに関する報告会が開催されました。「なぜ植林活動は必要なのか。Let’ s Dialogue! 」というテーマで行われ、現地で実際に活動に携わっている関係者、同社のCSR担当者や活動に関わった社員の方などからさまざまな体験が紹介されました。勤務時間後の報告会にもかかわらず、50人ほどの社員・組合員が集まり、熱心に耳を傾けていました。

    オイスカの春日智実タイ駐在代表は、住民と一緒になって森づくりに当たる社員の方々の植林ボランティアツアーがタイ・ラノーン県における地域住民を主体とした〝ふるさとづくり〞につながり、励みにもなっていること、さらに、東日本大震災以降は国を超えて互いを思い合う「絆」として、一方通行ではない国際協力へと発展していることなどを報告。また、「子供の森」計画親善大使として来日したCFP参加校の生徒2名と校長先生からは、学校単位での環境教育活動が地域を巻き込んだ活動へと発展している様子が紹介されました。

    企業とその労働組合が手を取り合って取り組み、また社員・組合員一人ひとりの参加によって活動を展開していく「マッチングギフト制度」を取り入れた支援形態の好例として、タイでの活動に期待が寄せられています。

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