東ティモール地域開発研修センターは、内戦の混乱で停滞していた「子供の森」計画(CFP)の本格的再開に向けた試みとして、2010年11月16日、センター近くのヴァトナウ小学校でCFPの活動を実施しました。
現在、センター職員のオルガ・メンデス(西日本研修センター研修生OB)が、同年6月にインドネシアで開催されたCFP調整員研修に参加し学んだ知識・経験を活かし、中心となって熱心に働きかけて実現しました。当日は、伊藤秀雄駐在代表をはじめスタッフ、農業研修生、合わせて21名が小学校を訪問。3年生以上の121名の児童と8名の教諭に対し、森の重要性や苗木の植え方の講義を行った後、一緒にマホガニー40 本を植樹し、ヤギなどの動物から苗木を守る防護柵の設置を行いました。今後は同校での2回目の植林、そしてさらに他の学校での実施につなげていきたいと考えています。