8月1~7日、農業や農業機械の整備、造園業、シイタケ栽培など専門技術を持つ九州地区のオイスカ会員6名がモンゴルを訪れ、技術指導を行いました。首都ウランバートルから300㎞ほどのエルデネト市では、モンゴルでは珍しいハウスイチゴの栽培に取り組んでいる研修生OBのカタンバター・ヒシゲ(2010年度MUFG支援「環境保全型有機農業の指導者育成コース」修了)に、栽培管理や同国での厳しい気象条件に適した栽培方法について指南。また、モンゴルで注目を集めている農業機械整備や庭木の移植などの実技指導では、現地の人々は初めて見る日本の職人技に興味深く見入っていました。
現在、同国の研修生OBは一致団結して「子供の森」計画を展開していますが、農業の分野でも活動を広げたいと意欲を燃やしています。今回の専門家によるアドバイスをきっかけに、彼らを中心としたオイスカ活動がますます活性化することが期待されます。