2016年12月21日

オイスカ・メキシコ総局 乾燥地帯で進む取り組み 多方面から注目集まる

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  • 簡易水耕栽培の収穫を喜ぶ取り組みへの 参加者。右から3番目はメキシコでのオイ スカ活動の一端を担う研修生OGフディス (ジュディ)・フローレス氏
    簡易水耕栽培の収穫を喜ぶ取り組みへの 参加者。右から3番目はメキシコでのオイ スカ活動の一端を担う研修生OGフディス (ジュディ)・フローレス氏

     主要な活動地はサボテンの荒野が広がる乾燥地帯というオイスカ・メキシコ総局。近年は多様な活動が積極的に展開されています。そのひとつとして、社会的に閉鎖されたコミュニティの子どもたちのため、家から離れて過ごす学校と寮での食事の栄養改善を主な目的に有機農業と簡易水耕栽培が進行しています。厳しい気候条件の下、限られたスペースと水を有効利用したメキシコ総局の特徴的な取り組みで、同様に乾燥地域で活動するイスラエル総局と技術面を中心に連携し進められています。その参加は「子供の森」計画参加校周辺の住民をはじめ、オイスカの〝FOOD FIRST〞の考えに基づき、手に職をつけ食べるに困らない生活を送れるようにと高齢者やハンディキャップのある人々、更生施設の入所者などが対象となっています。
     一般市民向けのエコツーリズムも実施するなど、多くの人々にオイスカの活動に触れてもらい、環境保護への動機づけを図るべくチャレンジを続けるメキシコ総局。地域の自然環境を活かした取り組みに、注目が集まっています。

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