日本人のブラジル移住100周年(2008年)を記念し、ブラジル・ニッポン移住者協会、サンパウロ州政府、サンパウロ市役所などの協賛を得てオイスカ・ブラジル総局が手がけてきた「日伯友情の森」の植林活動に、2011年1月、㈱ヤクルト本社の支援が決まりました。住民参加で進められている「日伯友情の森」は、サンパウロ市郊外の広大な環境保護区の中にあり、森の維持管理はオイスカ・ブラジル総局が担っています。 1964年に海外進出を開始した㈱ヤクルト本社では、海外31の国・地域でも製品を販売していることから、全社を挙げて国内外の環境保全に取り組んでいます。同社には、その一環として社員が取り組んだキャンペーン活動を基に、09年からオイスカの「子供の森」計画を支援していただいていますが、10年はキャンペーンにブラジルヤクルト商工㈱の社員が多数参加したことから、その浄財がブラジルでの環境保護活動に提供していただけることになりました。ブラジルの日系社会は、今回の同社の支援を高く評価しています。