2009年6月5日

アフリカ緑の革命 ンゴンギ総裁、オイスカの支援を要請

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  • 0908-8
    ンゴンギ氏(右)からアフリカ緑の革命の説明資料を受け取る中野総裁

    JICA(国際協力機構)の招待で来日したアフリカ緑の革命のための同盟(以下AGRA)総裁のナマンガ・ンゴンギ氏が6月5日、中野良子総裁を訪問しました。オイスカ本部を訪問するのは国連世界食糧計画の事務局次長当時から数えて3度目で、オイスカ四国研修センターも視察しています。

    同氏は19年間の国連勤務を終えた2003年に、アナン前国連事務総長に乞われてAGRA総裁に就任、食糧を増産してアフリカ大陸から貧困に苦しむ人々をなくそうと献身的に行動しています。今回の訪問では、これまでのオイスカの実績に着目して、アフリカでも手を借りたいとの申し入れがありました。「まずは、人づくりが基本です」という中野総裁の言葉に、「アフリカの将来にとっても青年リーダーを育てることが食糧増産と同様に重要で、日本のオイスカ研修センターでアフリカの研修生を受け入れて欲しい」と要請。また、青年リーダーたちが国連に「国際青年年」を提案した実績、各国で植林活動を主導して成果を上げていることを説明すると、「9月にケニヤでアフリカ諸国の青年代表を集める集会を計画しています。

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