2020年1月10日

【海外ニュース】福岡県の青年 20 名がミャンマーの現場訪問ほか

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  • 福岡県の青年20名がミャンマーの現場訪問

    11月4・5日、福岡県グローバル青年の翼の一行20名が、ミャンマーにおけるオイスカの活動拠点の一つである農村開発研修センター(以下、センター)や「子供の森」計画の参加校を訪問し、活動に参加しました。当事業は、福岡県が主催するもので、県内の青年を対象に、国際的な視野を持って、職場や団体などのリーダーとして活躍できる人材を育成することを目的に実施されており、5年前からセンターを訪問し、研修を行っています。

    現地を訪れた参加者からは、「センター内での稲刈りや研修生との意見交換、また、学校訪問などを通じ、これまでのオイスカの地道な活動とその成果を知ることができた。オイスカと現地の人たちとの厚い信頼関係が伝わってきた」といった声が聞かれました。

     

    カランガニアルで植樹祭開催


    11月14日、インドネシアのカランガニアル県にあるラウ山で、 675名が参加する植樹祭が行われました。これは、経団連自然保護基金からの支援を受けて今年度スタートした「ジャワ島ラウ山麓における生物多様性豊かな森、及びその機能再生による共生を目指した担い手づくり」事業の一環で行われたものです。タワンマング郡の郡長をはじめとする郡の関係者、共に活動を担う林業公社や住民グループが参加。また、同事業では、植林による森の水源涵養や防災機能の向上と、生物多様性の回復を目指すと同時に、環境教育活動を通じ、森やその機能を守る次世代の子どもたちの育成を目指していることから、周辺地域で「子供の森」計画に参加する12校の子どもたちも植林に加わりました。

    事業では、この日行われた植樹祭での植林を含め、アカシアなどの造林樹種のほか、カシュー(ナッツ)のような野生生物のエサとなることが期待される樹種など、1万1千本の苗木が今年度中に植えられる予定です。

     

    校舎建設支援に向けロータリアンが訪緬

    国際ロータリー第2520地区(岩手県・宮城県)はミャンマーの「子供の森」計画(以下、CFP)をはじめとする教育分野への支援を決定し、11月19〜22日、鈴木賢ガバナー(写真左)をはじめ同ロータリーに所属する宮城県支部亀井文行会長ら11名がピョーボエ郡ユワタ村を訪れました。

    20日にCFP参加校であるユワタ村学校で支援贈呈式が行われ、同郡の郡長、教育長、農業局長や村長らが参加しました。同校は小学校から高校まであり、近隣地区から多くの生徒が通う基幹校ですが、校舎の不足が課題でした。そこで、支援の一環として新校舎を建設することが決まり、ドウリンパパコ校長は「よりよい教育環境を整えることができる」と感謝の意を表しました。校舎は3月に完成予定です。

    また、一行はこの日、オイスカの農業指導者研修センターを視察し、同地でオイスカが行う人材育成事業についても理解を深めました。

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