1月28日、ミャンマー政府の投資・対外経済関係省対外経済関係局とオイスカの間で、次期5年間の活動に関する覚書の署名がなされました。これは、1996年1月にオイスカが同国で活動を開始して以来、5年ごとに更新しているものです。農村開発研修センター(97年開所/以下、第1センター)と農業指導者研修センター(2017年開所/以下、第2センター)の2つを拠点としたさまざまな活動を通じ、地域が直面する課題解決を通じた同国への貢献が期待されています。
3月23日、第2センターでは第3期の男女合わせて20名の研修修了式が行われました。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され始めていたことから、カウンターパートの農業局、地元政府と慎重に協議した結果、規模を縮小し、修了生の門出を祝いました。
3期生は昨年5月からの約10ヵ月、実践的な学びを経験。農場では稲や野菜に加え、中央乾燥地域で広く栽培されているゴマ、ひよこ豆などの換金作物の栽培、また身近にある有機資材を利用したボカシ肥料や自然農薬の作成と利用、そして農産物を販売するまでを一貫して学びました。