「赤ちゃん木育広場」普及事業はサミット株式会社、東京おもちゃ美術館との協働で、子育て支援を行う民間団体や個人、また公共施設に国産材でつくられた「木育おもちゃセット」を寄贈しています。都会に住む人たちの生活と森とをつなぐとともに、国産材の活用に関する普及啓発を目指したもので、寄贈団体には乳幼児親子を対象とした「赤ちゃん木育広場」の開催をお願いしています。
2012年にスタートした本事業では、毎年対象となる区を決めて活動しており、これまで、都内5区で実施。6年目となる今年度は品川区が対象となり、公募により選ばれた区内10の団体・個人のほか、児童センター、図書館、保健センターなど、区の5施設にも「木育おもちゃセット」が贈られました。
8月16日には寄贈式が行われ、濱野健区長に目録が贈呈されました。一つひとつのおもちゃを手に取り、木のぬくもりに触れた濱野区長は「さまざまな種類の木が使われているのが分かる。やはり木はいいですね」などと感想を述べていました。