「富士山の森づくり」推進協議会の2015年度の総会が2月23日、三菱UFJファクター㈱を新たなメンバーとして迎え、16の協力企業・団体より35名の参加を得て開催されました。
16年度に活動10年目を迎えるに当たり、これまで現場の調査を続けてきた専門家チームからなされた報告によると、強風や大雪といった過酷な環境の中でも、少しずつ理想とする森の姿に近づきつつあることが分かりました。そのような成果が示される一方で、これまでの活動は「森の時間」から見ると「はじめの一歩」であり、今後も「100年の森づくり」を目指して関わり続けていくことの意義が強調されました。
事務局を務めるオイスカとしても、植栽を終えてプロジェクトが完了するのではなく、協議会として10年目以降もこの地に足を運び、森を形成していく過程に寄り添う活動を続けていきたい旨を発表し、盛会裏に閉会しました。