9月29・30日、ベトナムのビンロン市およびホーチミン市の2つの小学校で、
「子供の森」計画(以下、CFP)の紹介と実践に向けた環境教育授業を行いました。
ホーチミン市師範大学より要請を受け、「青年育成に係る相互協力に関する覚書」の下、同大学と共にCFPを進めるためのモデルとして実施したものです。
ビンロン市のチャン・ダイ・ゲイア小学校では、ビンロン省教育訓練局副局長ほか職員3名と同校の児童・教員など約90名が参加。地域に生息する生物や樹木を守るため、その関係について学びを深めるなど、植林に向け意欲を見せる様子がうかがえました。
環境保全の取り組みについて師範大学4年生のホアさんは、「夏休みにグループで地方を訪れ植林やゴミを集めるボランティア活動があるが、継続的なものにはなっていない。これからはCFPを通して子どもたちに緑の大切さを教えていくことで、地域に根付いた活動へとつながるよう展開していきたい」と語っています。若い世代の活躍が、期待されます。