1月15〜17日、フィリピンのヌエバビスカヤ州で、「子供の森」計画(以下、CFP)ナショナルワークショップが開催されました。「コミュニティにおける変化のきっかけになろう 21世紀のスキルと若者たち」をテーマに行われたワークショップには、同国全土からCFP活動に積極的に取り組んでいる子どもたちや教師、CFPコーディネーターなど105名が参加。専門家らによる環境や伝統文化に関する講義に加え、野外での自然観察や環境ポスター製作、ネイャーゲームなど子どもたちが主体的に参加できるプログラムが実施されました。
年々増加する自然災害や環境問題が深刻化する同国では、植林活動と並行して、こういった環境教育やリーダー育成にも力を入れています。生物の多様性、文化の多様性の大切さについて共に学んだ参加者らが今後リーダーとなり、地域の活動を牽引していくことが期待されます。