2015年11月25日、オイスカ・南インドのカリカットオフィスに併設するユースセンターに、8ヵ国・地域から「子供の森」計画（以下、CFP）コーディネーターが集まり会議が開かれました。それぞれの国でCFPの中心的役割を担う18名が、地域が抱える問題を共有・議論しながら、今後どのような森を育むか、またそれを守る活動を進める次の世代をどう育てていくかが話し合われました。
　目指す森づくりとして、環境保全とあわせその地域の生物多様性や文化を守ること、果実や薬草といった自然の恵みを活かし地域の発展にもつながり得るものとすることを提示。次世代の育成に関しては、在学生だけを対象とせず、卒業した後の子どもたちに対しても継続的に意識啓発の働きかけを行う仕組みの検討など、今後の方針が確認されました。
　2016年、CFPは25周年を迎えます。グローバルな課題に対し、国を越えて協力し、共に活動を発展させていけるよう、各国・各地域の連携を深めていきます。