「あれ」のお名前は?
広報室の林です。
普段の名取行きはボランティア活動がある土曜日が
ほとんどなので、「名取市海岸林再生の会」の方と
顔を合わせることがなかなかできません。
先週は水曜・木曜と行われた活動に参加したため
久しぶりに「名取市海岸林再生の会」の方に会うことができました。
私が現場に到着すると皆さんは防風ネット張りの作業をしていました。
水平器を使いながらみんなで「もう少し東に倒して!」
などと声を上げながらなんだか楽しそう。
そのうち「あれどこにあったっけ?あれ」
「ああ、あいつね」「あの先がとがったヤツ」
とみんな口々に言い出すのですが誰も名前が分からず。
作業をしている皆さんは次の作業に必要な道具が
分かっているので、「あれ」でお互い通じるのですが
私にはさっぱりわからず……。
お昼休みを挟んで準備された午後の作業の道具を見ると
その中にこれが!!
単管パイプを土に差し込む時にこれがないと作業が進まないのだそう。
ところで、これ、名前はなんだろうと思い、調べてみると
「打ち込み先端」「ニューパイロット」「打ち込みミサイル」など
いろいろな名前が出てきました。道具の名前っておもしろい!
今度「名取市海岸林再生の会」の方に会ったら教えてあげよう。
でもきっと皆さん、その場になったら「あれ」と呼ぶんだろうなぁ。
6回目の参加 東北電力労働組合
こんにちは、浅野です。
マルエツ労働組合・拓殖大学の皆さんに続いて
8/30に東北電力労働組合の皆さんが作業に来てくれました。
作業は前日までの続き。
防風垣の外からだとあまり見えないのに中に踏み入れるとツルマメがいっぱいあるのです…。
ひたすら歩きながらツルマメを抜いてもらいました!
最初と最後は雨がほとんど降ってなかったのですが…
作業中は雨が強く降ったり弱くなったりを繰り返していました。
午前中は頑張って作業をしてもらっていたのですが、
これ以上濡れて風邪を引いたら元も子もないということで
午後は作業なしで植栽地の視察に予定を変更。


雨の中の作業になってしまいましたが、これに懲りず来年もぜひ!
お待ちしてます!!
6回目のマルエツ労働組合と初めての拓殖大学
こんにちは、浅野です。
8月28日-29日、今年もマルエツ労働組合の皆さんが来てくれました。
参加者は50名、うち3分の2はリピーターの方です!
今年は同じ日程で拓殖大学の教職員の方7名も参加してくださいました。
先日のブログでもあったようにツルマメが元気に繁茂しているので、
今回はツルマメの抜き取りのみの作業となりました。
マルエツの皆さんは東京からバスで14時到着の予定。
拓殖大学の方々は13時過ぎに事務所につき、初めての参加だったので
育苗場の説明を受けてから一足先に植栽地へ。
この2日間で取りきりたかったツルマメ繁茂地は2カ所。
バス2台で来てくれているマルエツの皆さんに2班に分かれてもらい
こんなにバラバラで作業するのは初めてじゃないか?と思うくらい遠い位置で作業開始。
リピーターの方は手慣れた様子。
初めての方に「ちゃんと根っこから抜かなきゃダメだからね!」とスタッフばりに説明してくれていました。
こういう方々のおかげでスムーズに作業ができます。
雨は途中で止みましたが、ツルマメはまだまだなくならず…。
こんな感じでツルマメに覆われていたマツたちがしっかりと光をもらえるようになりました。
今回やりたかった2カ所はほとんど取り終えることができました。
少し残ったところは翌日の東北電力労働組合の皆さんにやってもらいましょう…。
皆さんお疲れさまでした!!
ちゃんとやれば、こうなる!
2014年4月28日から、名取市海岸林再生の会が2年かけて育てた苗を植え始めました。
初日、宮城中央森林組合のもと、プロ80人が結集。
壮観。痛快。80人が怒涛のように植えるなんてことは、一生見ることはできないと思いました。
16ha、8万本を植えたその年は、草刈り一切をボランティアに託しました。プロ抜きで!
保育は手探りでした。ふたを開けるまではわかりません。溝切りもちょこっと遊び心で試してみました。このころは、手に負えないほどオヒシバ、メヒシバが繁茂しましたが、今ではあまり出なくなりましたし、根元へのチップ寄せなど、なかには今ではやらなくなった仕事もあります。ツルマメは今ほど出ませんでした。葛とみんなで格闘した思い出がたくさん。
2014年のボランティア1,365人はひたすら草と戦い、2015年は1,691人、2016年1,800人・・・
いま、2014年植栽地はこうなりました。みなさん、本当にありがとうございます。
ツルマメ集中繁茂地は7ha(少なく見積もって)
8月23日付、現場インターン(協力:損保ジャパン日本興亜環境財団)の森さんのブログ「ツルマメ大繁殖」でレポート通り、お盆明けから9月末までは、溝切りはそっちのけで、草との勝負に専念します。8月24日の公募ボランティア約40人、28・29日のマルエツ労組50人、拓殖大学職員7人、30日の東北電力労組22人、9月は約300名の戦力。プロは松島森林総合が、葛・ニセアカシア枯殺に加え、一部箇所の葦刈りを。
協定面積100ha、植栽実面積70haのわれわれの現場。そのうち2014年・2015年植栽地26haは樹高5m、4mを超え、草刈りは、めでたくほぼ卒業。ツルマメは松に日光を遮られ、出てこれません。引き続き葛とニセアカシアを探し、2年に1回作業道の法面などを刈りに行くぐらい。
ですので、メインターゲットは2016・17・18年の約45ha。そのうち、なんとしてでもツルマメを抜き取りたいのは、少なく見積もって7ha。お盆前後、浅野さん、森さん、地元の大槻さん、松島森林総合の佐々木さんと、例年通り歩いて算出しました。
森さんのレポート通り、お盆明けは気が遠くなるような草の繁茂を目の当たりにします。ですが、お盆前に70ha、プロとボランティアの手で、やるべきことはすべてやりきりました。作業道から眺めると、一面の草に見えます。ですが、歩いてみると、つぼ刈りの効果を実感します。多くの人の顔を浮かべながら歩きます。
ツルマメ繁茂地約7haにボランティア約400人。「計算上は」やりきれるな。そんな見通しを立てました。ただ、集中繁茂地を含む45haを「歩け歩け」で総点検します。焦らず、無理せず、腰を据えて最善を尽くします。
7月20日の公募ボランティアの際、トヨタ環境活動助成プログラムのご理解でドローンも使った撮影がありました。もうすぐ公開となるでしょう。この時は溝切りメイン。9月7日はANAさんのご協力でドローン撮影があります。この時はツルマメメインですね。いつれも「オイスカ方式」の特徴に溢れた映像になるでしょう。乞うご期待。
大阪マラソン 応援ありがとうございます!
広報室倉本です。
オイスカが配信しているメルマガでは以前からお伝えしていたのですが、今年の大阪マラソンにチャリティランナーとして出走することになりました。
これまで長距離走は最長5kmしか走ったことが無かったので、フルマラソンとはどんなものだろうと若干びくびくしながらも、少しでも海岸林再生プロジェクトのPRになればとぽつぽつと練習しているところです。
そんな中、24日のボランティアの日。
活動終了後に、例のラブレターの中学生ボランティアさんに協力をいただきながら、チャリティランナーとして参加するための寄附の呼びかけをさせていただきました。
※チャリティランナーは寄附先団体への寄附金を7万円以上集めることが出場の条件になっています。
暑い中での作業でお疲れにもかかわらず、皆さん「頑張ってください」などお声がけをしていただきながら寄附をいただき、とても嬉しく励みになりました。
この日の寄附金、19,267円。
本当にありがとうございました。練習もがんばります……!
ちなみに倉本のファンドレイジングページはこちら。応援、喝、激励などなどぜひお願いします!
初東京事務所訪問(*^-^*)
みなさんこんにちは!宮城地区CSOインターン生の森です!
いつもは名取事務所で吉田さんや浅野さん、ボランティアの皆さんと海岸林の現場で活動をしていますが、8月26日、27日はオイスカの東京の事務所を訪問させて頂き、活動を行ってきました!
1人で行く初の東京のため、前日から少し不安もありましたが、新幹線と電車を乗り継いで事務所に到着すると、皆さんがあたたかく迎えて下さいました。
挨拶を済ませると、早速活動を行いました。いつも行う体力勝負の現場作業とは違い、書類の整理や、パソコンを使った写真の整理など慣れない事務作業で少し戸惑うこともありましたが、作業を行ううちに段々慣れてきて、スムーズに行うことができるようになってきました。
そして夜は、CFP親善大使の子ども達の歓迎会に参加させていただき、たくさんのオイスカの職員さんや、活動に関わってくださっている方々、ミャンマーやフィリピンの子ども達ともお話をさせて頂きました。苦手な英語を使うのは大変でしたが、たくさんの方々から大きな刺激をもらい、私も頑張らなければ!と思いました。
そして、会の後半には子ども達が踊り始め、何と私も踊りに参加させていただきました!
そして、誕生日を翌日に控えていたアカ君に、ケーキを持ってみんなでお祝いをしました。お祝いしてもらったアカ君や、子ども達はケーキを食べてとっても嬉しそうでした!
子ども達はこれからもプログラムがたくさんあるそうなので、体調に気を付けて頑張って欲しいと思います。

2日目は、朝の掃除、朝礼を終えると、海岸林の活動の写真の整理を主に行いました。私は2019年度の活動にしか参加をしていないので、写真の中で2016年~2018年の活動を見ることができ、それぞれの活動の日の様子を見ることができてとても良かったです。あとは、展示などに使用するパネルの整理を行ったりしました。パネルには説明などが見やすく、わかりやすいように書かれていて、海岸林の活動が伝わりやすいと思いました。
この2日間を通して、今までの宮城での活動とはまた違ったことをさせていただいて、宮城で行う海岸林の活動だけではなく、また別なところでもこの「海岸林再生プロジェクト」が支えられているのだな、と感じました。今回の東京での経験を踏まえて、また宮城での活動にも力を入れていきたいと思います!
チャリティランナーが50名に達しました!!
こんにちは、浅野です。
大阪マラソンのチャリティランナーが定員に達しました!
今年は申請したランナー枠以上はエントリーができないことになっています。
オイスカは50枠で申請をしたため、8月26日で定員となりました。
今年もネクスタ株式会社、化学総連、CKD株式会社、矢崎エナジーシステム株式会社、
ダイセル労働組合からランナーを出していただいています。
そして今年はUSJクルーアライアンス、株式会社大江鉄工からもランナーを出していただけることになりました!
その他にも個人のオイスカ会員の方や海岸林の趣旨に賛同してくれた方々が走ってくださいます。
チャリティランナーの方は7万円の募金を集めることで当日走ることができます。
その7万円はLIFULL Social Funding(旧JapanGiving)を通じて海岸林再生プロジェクトへの寄附となります。
募金の期間は10月28日(月)まで。皆さま、ぜひご協力ください!!
https://osakam2019.japangiving.jp/supporter/project_display.html?project_id=50000013

よろしくお願いします!!
……ということで、「走れなく」なりました(よしだ)
小さなマツと大きなマツ
8月24日、ボランティアの日に行ってきました。
この日の活動は、終日ツルマメの抜き取り(+ツボ刈り)です。
午前は広範囲を一気に攻めるチームと、飛び飛びにあるツルマメ草を歩き回りながら局所的に討伐するチームに分かれ、作業を行いました。

予報では最高気温は30℃ほどとのことでしたが、ほぼほぼ日陰の無い海岸林の現場はそれ以上あるのではないかと思うほどの暑さ。
にもかかわらず、ボランティアに集まって下さった皆さんは、学生さんや高校生といった若者が多いこともあってか、時々笑い声や(虫を見つけて)叫び声が上がるほどの元気さで笑顔もみられながらの作業となりました。
また、リピーターの方の手際よい作業もあり、ものの10分ほどの間に、防風柵やマツの間にツルマメがこんもりと積まれていき、はじめより周囲がすっきりして見えるマツに「よかったねえ!」と話しかけたくなるほどでした。


そして、この時作業を行った場所は、周りに津波がきても倒れずに残ったマツがあるところで、小さなマツと大きなマツが間近に並んでいる様子をみることができます。

この小さいマツがいつかあんなに大きくなるのかと、将来の松林を想像してみるのにとても良く、私は好きな場所なのですが、この日ボランティアに来て下さった東北学院大学の菊池先生にお話を伺ってみると、このあたりのマツは江戸時代からあるものなのだそう。
かつても内陸に集落があり、その生活を守るという目的をもって植えられたこのマツたちが、海にほど近い砂地にしっかりと根を張り、今もこれからもその役目を果たそうとしていると思うと、感慨深ものがあります。
歴史の話が好きな私は、現在と将来だけでなく、過去からの視点でも思いを馳せてみることができるこの場所がさらに少しお気に入りになりました。


























