ついつい……

2019年9月19日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。
先日、J.ドローンの庄司さんがブログにご登場くださいました。

そこにもありましたが、ドローンが飛んでいるとついつい
「カッコイイ!」と、飛んでいる方向を目で追いかけてしまいます。

操縦している方が、ドローンが見ている映像を
手元の画面で確認しています。ついついのぞきたくなる。
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ブーンとは違うんだけど、ブーンとしか表現できない
羽根の音をさせながらヒュ~ッと着陸したドローン。

なんだか生き物のような気がして、近づくのにちょっと怖さもありながら、
でもついつい近くに行ってみたくなる。

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ドローンと四つ葉のクローバー(見えませんね)
ドローンも「四つ羽」だから同じと吉田がいうので……

ついついじっと眺めてしまう。

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ドローンとおやじ

ドローン、やっぱりかっこいいなぁ~。

こんにちは!マルエツ労働組合です。
マルエツ労働組合について少し。。。
首都圏に299店舗構えるスーパーマーケット「マルエツ」の労働組合です!
今回8月28日~29日の2日間、マルエツ労働組合の仲間50名で海岸林再生プロジェクトに参加させていただきました!
東京駅からバス2台で名取まで向かうのですが、途中DVDなど使い勉強会を行います。震災を風化させない事、海岸林再生プロジェクトの概要について、作業内容について学んでもらい現地に入ります。今年はツルマメ草取りでしたが参加者の皆さんには楽しみながらも、一生懸命汗を流してもらいました。
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作業の合間に参加者の皆さんが、オイスカの吉田さん、林さん、浅野さんと様々な話をしています。作業の合間の心和む瞬間です。(感謝しています。)
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初めて参加してから6年経ちますがリピーターの参加者が極めて多いのが特徴です。(6年連続参加者もいます!)毎年クロマツの成長を楽しみにしている方が本当に多く、今年もどのくらい成長しているかが楽しみと言っている方が多かったです。実際見てみるとビックリ!最初に植えたクロマツが4メートル以上育っていた事に感動「ここまで成長すると、もう草刈りに入れないね。」と。。。いや、まだ入る所いっぱいあるし(笑)
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他にも、マルエツ隊が去年掘った溝切りの所を教えてもらい見てみると、虫達もたくさんいて良い環境が出来つつあると感じました。「これがマルエツ溝だよ!」と。。。名前ついてるし(笑)「成長した姿をまた来年見にきますね!」と話してくれる方もいて、事務局としても嬉しい限りです!松の成長を通じて、被災地の復興に少しでも役にたてればと願うばかりです。
ここで参加者のアンケートに記載頂きました感想を紹介します。
★小さな苗が大きくなったのを見てボランティア活動を続けてきて良かったと強く感じました。
★松が順調に成長しており自分達の活動が微力ながらも役立っていると感じる事ができました。来年も参加したいと思います。
★なかなか出来ない経験をさせてもらい、色々考えさせてくれたボランティア活動でした。
★初参加でしたがボランティアという形で貢献できた事を嬉しく思いました。
★地道な作業でしたが、これを繰り返す事が松の成長に繋がっていくと感じられ、やり甲斐がありました。。
★ツルマメ草との戦いです。大きく成長した松の下にもぐって取るのが大変でした。
★「微力だけど無力じゃない」という言葉が今年も感じました。機械ではできない作業をしていると、その言葉を強く感じる事ができました。
他にもたくさん感想をいただきました。
最後になりますが、2日間大変お世話になりました。オイスカの皆様、名取市海岸林再生の会の皆様に心から感謝申し上げます。そして今後も全力で取り組む事をお誓いし、マルエツ労働組合の報告とさせていただきます。
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一郎さんへ
「久美子さん・浅野さんの手助けなしに、約束通り30分以内で完成させたゼ!」(T.吉田)

久しぶりの鈴木英二氏旧宅

2019年9月17日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。

先日、全日空の社員さんがボランティアに来られた際、
久しぶりに鈴木英二氏旧宅を訪問しました。

何かの番組で羽生結弦選手がここを訪問したことから、
多くの方がSNSで発信するなど、全国からいろいろな人が足を運ぶ震災遺構です。

「風化」の言葉も聞きますが、あの日ここで何があったのかを
知ろうとする人が今でもたくさんいるということだと思います。

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ボランティアメンバーの中にはこのすぐ近くで生まれ育ったSさんがいます。
Sさんは震災当日、ここにはいませんでしたが、実家は津波で流されてしまいました。
農業を営んでいたご両親は、プロジェクトで植える苗木づくりの
中心メンバーとして大活躍。

この時、Sさんが笑顔でみんなに話していたこと。

「この家の前には立派な塀があって、門も立派で、子どもの頃は
中が見えないから、どんな立派なおうちなんだろうって
いつも気にしながら、この家の前を歩いてたんですよ」

Sさんの言う通り、震災前の写真には立派な門と塀。
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そして、震災直後の写真では、塀がないどころか
流れてきた車まで家の中に突っ込んでいるのがわかります。
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ここに来ると津波がどれだけ恐ろしいものかがわかります。
そして、同時に思うのが人間の強さ。

自分の家が流され、ふるさとが一変してしまうという体験をした
Sさんが、明るく子供の頃の話をする姿もそう。
人間は自然の力に勝てないけど、でも負けない強さがあると思うのです。

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気になる!!

2019年9月16日( カテゴリー: 本部発 )

広報室の林のお休みの日ネタです。

普段、現場でツルマメの抜き取りを一日中体験した
ボランティアさんが、帰り道でも「あ! ツルマメ!!」と
その存在が気になってしまうといったようなあるある話を耳にします。

私が今回気になったのはこれ!!
オイスカの本部事務所(東京)の写真なのですが、
建物(白いビルのOISCAの青い文字、見えますか??)
を撮影したわけではなく、撮ったのは手前の鉄塔に絡みついたクズ!
(見えますか?? 鉄塔の左側にあるクズが)

kuzu
どれだけ伸びていくんだろう……。
気になるなぁ~

かにー!!

2019年9月15日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは、浅野です
インターンの森さんのブログにもありましたが、
9/5~9/7、東京本部のインターン2名がボランティアの受入れに合わせて名取に来てくれました!
東京でのインターンは事務作業が多いのですが、名取はほぼ100%現場での外仕事。
ギャップに驚きつつも頑張ってくれていました。(詳しいことは彼女たちがブログで書いてくれます)
9/5は東京から車で行ったので少し到着が遅くなったため、予定を変更して被災地視察へ。
荒浜や閖上を見たあと、現場をひと回り。
18時近くなり、日も傾いてきたので帰ろうとゲートに行くと…
「あ!かにー!!」「え!?捕まえたーい!!」とテンションが上がる2人。
長距離移動で疲れているはずなのに、15分くらいカニと格闘

車の下に逃げたカニを必死に探す2人

車の下に逃げたカニを必死に探す2人


一応、吉田さんに手伝ってもらって2人とも捕まえられたのですが…
D
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上手にゲットしました

上手にゲットしました


指を挟まれました

指を挟まれました


小さいカニだから痛くないよ。と吉田さんに言われていましたが、結構痛かったみたいです…。
この後、ちゃんと2匹とも水場に返しました。
こんなにカニでテンション上がる人はこの現場にいないのですごく新鮮でした!笑

お誕生日・・・

2019年9月14日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは、浅野です
いつもボランティアの日の後(解散式)では作業の講評を佐々木勝義さんからしてもらい、
参加者の中から5~6名に感想を述べてもらっています。
9月7日のボランティアの解散式でのこと…。
いつも通り、指導員(主に吉田)が話を聞きたい人を指名して感想を言ってもらっていました。
今回は第一三共さん、個人参加のリピーターさん、UAゼンセンで参加された方…と4名ほどに話してもらいました。
吉田が「じゃあ、次で最後で!」と言うと…
ハッピバースデー・トゥー・ユー♪ という声が…。
つられて参加者の方も歌いだし、「誰々?」という空気が漂う中…
ハッピバースデー ディア よしださ~ん♪
「あぁ~」「えぇ~」「おぉ~」と色々な反応が…。
歌い終わると、口々におめでとうございまーす!と参加者の皆さん。
当の吉田は恥ずかしいのか何なのか…
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爆笑してました。
実は前日の9月6日が誕生日で当日の夜にはANAの皆さんに祝ってもらっていました。
今回ANAの皆さんは東京からバスで来てくれていたのですが、
9月6日の朝、ANAすか隊のHさんの携帯に
Facebookからお知らせが…。【今日は吉田俊通さんの誕生日です】
大慌てでメンバーと連絡を取り、夜のことを考えてくれていたようです。

ケーキ見えますか??

ケーキ見えますか??


ちなみに9月7日の夜もボランティアの方たちに祝ってもらった吉田。
皆さんに祝ってもらえて幸せな誕生日でしたね!
何歳になったかは本人に聞いてあげてください。笑

ツボ刈り、よし!!

2019年9月13日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。

先週末、全日空の社員さんたちがボランティアに来てくださった時のこと。
軍手に何やら青い文字が書いてあるのが目に留まりました。

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ツボ刈りを終えたところで、軍手を見せてもらうと
人差し指の先のところに矢印があり「カクニン」とあります。
手の甲のところには「指差呼称」と大きく書かれてしました。

安全確認、労災防止などのイメージがある指差呼称。
ここでは、刈り残しがないか、間違って枝を切ってしまっていないか
指差しで確認してもらいました!!

ツボ刈り、よし!

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きれいに刈っていただき、指差呼称の撮影におつきあいいただきありがとうございました!

観察力

2019年9月12日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。

7日のボランティアの日、来年小学校にあがるという
小さな女の子が防風垣に腰かけてお母さんの作業を見ていました。

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写真は防潮堤に座ってママの作業を見ている様子

お母さんにお話を聞くと、プロジェクトの支援企業の社員さんでした!

会社としても夏にボランティア派遣をしているが、県内におばあちゃんが
住んでいるので、活動後に娘を連れて会いに行きたいと考えていたのだそう。
会社での派遣だとそれが叶わないので、今回個人参加で埼玉から車を運転して
名取まで来てくださったとのことでした。

しばらくすると吉田の「きゅうけ~~~~~い!」の声。
休憩の間、私も防風垣に腰かけて、お嬢さんとおしゃべり。

ママの帽子はつば九郎とドアラちゃんの絵がついていること。
昨日野球を見に行って、頑張って応援したからヤクルトが勝ったこと。
宮城に大きいおばあちゃん(ひいおばあちゃんかな?)がいて、この後泊まりに行くこと。
昨日は温泉があるホテルに泊まれてうれしかったこと。
おばあちゃんの家から埼玉まで、夜の10時半までに帰らなければいけないこと。
その理由は「あなたの番です」の最終回をみたいから……ということ。
車を貸してくれたママの弟?には●●ちゃんという彼女がいること。
……などなど、いろいろお話してくれました。

そして休憩が終わり、作業が再開された時に彼女が言ったのは……
「だんだんお休みの時間が長くなってるの。ママたちも疲れてると思うけど、
きっとお仕事を教えている先生も疲れてきちゃったんだね」。

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お仕事を教えている先生(笑)
ツボ刈り指導中です!

すごい! よく見てる!!!
おそらくそれは大正解だとおばさんは思います。子どもの観察力ってスゴイ!
そして「お仕事を教えている先生」という表現もとってもステキ。

私はこの後も、ずっと彼女に癒されっぱなしでした。
そのお話はまた後日。

 

株式会社J.ドローンの庄司です。
トヨタ環境活動助成プログラムからの撮影依頼を通じて
海岸林再生プロジェクトを知りました。
暑い中での草むしりや排水路堀り。
汗をぬぐいながら活動されるボランティアとスタッフの皆さん。
そんな姿をドローンで撮影させていただきました。
右側の方が庄司さん

右側の方が庄司さん


「ドローンかっこいい」「おー、ドローンだ」と
お声をかけていただき大変感謝しております。
ドローンの仕事について興味を持たれて
お話しさせていただくことがございます。
実際には、ドローンを飛行させる業務は
全体業務の5%ほどです。
お客様との打ち合わせ、現地調査、飛行計画、
各種申請、点検メンテナンス、撮影したデータの処理。
その他にも様々な業務を行い、ひとつの案件が完了となります。
海岸林の再生プロジェクトも、未来の防災林になるまで
苗を育て、植林、日々のお手入れが必要とお聞きしました。
多くの皆さんの手により防災林は守られています。
その活動をドローンによる記録業務を通じ
皆さんに出会えることを楽しみにしております。
現地でお会いした場合は、気軽にお声がけください!
ちなみに、撮影した画像は「9月中公開」と聞いています。
DCIM100MEDIADJI_0004.JPG
DCIM100MEDIADJI_0012.JPG
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「ドローンを飛ばすのは全体業務の5%ぐらい。海岸林の仕事も、我々の仕事も同じですね。木を植えるということは全体から見れば一瞬のこと。膨大な保育作業がある」庄司さんはこんな風に話してくれました。飛ばす前に3人で5㎞歩いたと聞きました。「歩いたんですか?!」びっくり。
でも、歩いてでも図面を理解しようとする人たちですから、追加で仕事を依頼しています。長いお付き合いができる仕事となるといいなあ。(吉田)
㈱J.ドローン https://j-drone.jp/about-j-drone/
Jドローンで検索

Jドローン 仙台で検索!

これまで名取の海岸林を訪れた外国人は50ヵ国以上数百人。
(途中までは記録していたのですが、近々数えなおします)
ブログカテゴリー「海外との連携・発信」
震災から数年は、外務省がフォーリンプレスセンターに委託して募集したマスコミが多かったです。

中南米プレスツアーに取材対応する再生の会鈴木会長

中南米プレスツアーに取材対応する再生の会鈴木会長


最近は、技術やプロジェクト運営を研修に来る、「その筋」の人がすこし増えました。
2013年にフィリピンを襲ったスーパー台風「ハイエン」の後は、オイスカフィリピンの会長で、
フィリピン市町村連合会会長のロハスさん一行が、2度目の視察で8時間ボランティアを2日間体験。
オイスカタイの会長一行も3日間体験。タイ事務局や政府職員は3回も4回も研修として来てくれています。
「子供の森」計画の親善大使や、国内勤務の外国人職員も来ましたし、我がオイスカ管内で来てない国は
ほとんどないのでは? 地味ですが、コンスタントに外国人が来ています。
2016年以降は、JICAによる海外政府職員のためのEco-DRR研修も今年で4回目。
もちろん、ボランティアにも外国人が参加してくれています。
ボーイング・ジャパン社長も奥さんと現場で終日保育作業にボランティア参加(2014年)

ボーイング・ジャパン社長も奥さんと現場で終日保育作業にボランティア参加(2014年)


第1次10ヵ年計画の終わりが見えてきたいま、満を持して、自前で研修を主催します。
研修の方向性は、昨年の11月頃内部的に机上にあげ、ゆっくり煮詰めてきました。
研修には中野悦子理事長も参加し、インドネシア、フィリピン、スリランカ、バングラデシュ、
メキシコ。名取には来れませんが内モンゴル、タイからも、最前線のバリバリの現場責任者が集い、
主に東京と名取と栃木県の足尾で研修をします。
防風林イメージ(出典 鹿児島県HPおよび「建築知識1996年3月」)

防風林イメージ(出典 鹿児島県HPおよび「建築知識1996年3月」)


 
防風林の減風効果(出典 沖縄総合事務局)

防風林の減風効果(出典 沖縄総合事務局)


 
水防林の仕組み 出典;土木遺産荒川(福島市)

水防林の仕組み 出典;土木遺産荒川(福島市)


1年前、私自身も森林が持つ防災機能を集中して学び始め、足でも稼ぎました。
まだまだ学習は足りません。ですが一つ思うのは、伊達政宗、武田信玄、加藤清正・・・
日本は400年前から森林を使った防災減災に取り組んでいます。
日本人による国際協力としてEco-DRRは、インフラのソフト面の輸出としても格好の材料であるし、
自分たち自身にとっても温故知新。これまでのオイスカの地域開発ノウハウにEco-DRRが加味されたら・・・
世界の気候変動による変化に対し実践的な対応になるかと。
「足尾に緑を育てる会」に、ご指導いただくことになりました。

「足尾に緑を育てる会」に、ご指導いただくことになりました。

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