UAゼンセン本部の「海岸林担当」として頑張ってくださった浅山さんが静岡県支部に異動となりました。リーダー一人の考え方、説明力、行動ってどういうことか、考えさせられる人でした。私にとって、海岸林の仕事の最大の財産は、人間味と感性にあふれる多くの方との出会い。その一人一人、多くの力のおかげで、いまがあります。
振り返ってみると、はじめてお目にかかったのは3年前。当時まで、UAゼンセンのボランティアは募集定員割れが多かったです。しかし、激変。即刻倍増させた理由は何だったのか考えてきました。彼は自分がやっている仕事は一体何なのか、ニコニコと笑顔で嫌味なくサラッと語っていました。自分事としてモノをとらえる姿に理由があると思っていました。各単組の人とのコミュニケーション力、本部内職員を巻き込む力、様々なことを自分事ととらえる資質・・・一人の力って大きいとつくづく思います。UAゼンセンって何? 労働組合って何? なんのためにあるの? 「助け合い」という言葉が日常会話によく出てきました。 彼のやっていることをじっと見ているだけで、わかる気もします。本当にすごい人だなあと思います。彼が率いるチームが来ると、メンバーもメンバーですから、我々の雰囲気にも変化があります。なにせ明るい。類は友を呼ぶ。
「団結」とドデカく背中に書いてあるTシャツが似合っていました。私自身は、「大同団結」という言葉を高校時代に日本史で習って以来、事あるごとに思い出します。また、あの団結Tシャツを現場で見る日が来るとイイなと願います。新天地でも頑張ってください!まずは、静岡駅前で夜に会いましょう!

遊水地に続く最重要箇所。これまで最大の人力掘削。つるはしも使い多くの人の手で掘りましたが、トドメは彼。勝手に「浅山堀」と命名しました。これは溝とは言わない。(2019年8月3日)

遊水地に続く最重要箇所。これまで最大の人力掘削。つるはしも使い多くの人の手で掘りましたが、トドメは彼。勝手に「浅山堀」と命名しました。これは溝とは言わない。(2019年8月3日)


浅山堀、2万本の苗を守る大排水口として頑張ってくれてます。

浅山堀、2万本の苗を守る大排水口として頑張ってくれてます。


左が浅山さん。名取最終日を終えて別れる前に。真ん中は、ウエルシア労組の齊木さん。浅山さんを慕う人は多い。

左が浅山さん。名取最終日を終えて別れる前に。真ん中は、ウエルシア労組の齊木さん。浅山さんを慕う人は多い。


 

10月22日、オイスカ四国支部綾川推進協議会10名の視察対応前、
オタクの休日に、意図して雨の中で踏査するのは初めて。
「今月は過去10年の月間最多降水量更新」を前夜に確認して、
話し相手は誰もいないし、休日の使い方は、侘しく、あっさり決まり。
10月12日に台風19号の大雨が降り始め、10日経っても水が抜けない排水路は多数。
表面上は空堀でも、土の中は飽和状態と思われる盛土もある。
排水口まで水が来ないのは、水路の途中が崩れて詰まっているからという箇所もある。
台風19号の名取の総降水量は304.5㎜(10月12日だけで240㎜。1日雨量はデータがある過去17年の1位と僅差)そして、10月19日に48㎜。すでに、土の中は雨で飽和状態かもしれない。
まずは、「たくさん吐き出しているのは、どこの排水口なのか」を知りたかった。
とくに2014年のとくに成長が悪い箇所(名取3・4区)と、とくに成長が良い箇所
(1・2・5・6区)を比較したかった。ここはすべて公共工事による排水口です。
10月22日、夜明けから雨が降り始め、12時から実査開始。この時点で降水量17㎜。
三和ゲートから入ってすぐの2016年植栽地では、すでに音を立てて流れている。

名取市海岸林中央の名取11区。まだ道半ばながら、2018年ボランティアで防風垣を持ち上げて、溝切りしなおした箇所。

名取市海岸林中央の名取11区。まだ道半ばながら、2018年ボランティアで防風垣を持ち上げて、溝切りしなおした箇所。


問題の箇所へ向かう。
一つはっきりしたのは、成長が悪い場所では、この程度の雨でも、
音を立てて流れ出ているという共通点でした。
一方、成長も、透水性も良い、礫交じり土壌の場所では、排水口に流れはない。
2014年植栽の注目すべき成長の悪い名取3区。大半がこの通り音を立てて流れていた、流れない排水口もいくつかあった。

2014年植栽の注目すべき成長の悪い名取3区。大半がこの通り音を立てて流れていた、流れない排水口もいくつかあった。


成長の悪い場所と言うのは、多湿のほかにも要因はあると思う。
草すら生えない。倒伏も多い。落葉量が非常に多い。葉の色がパステルイエロー。
行政当局や、森林総研東北支所の人たちと来月以降も顔を合わせるので、意見交換します。
2時間見回って、スタート地点に戻ってきたら、作業道が遊水地化してきた・・・
溝切り、完成まで何年かかるかな・・・
そういえば昨日、ある場所で、水がらみのマニアックな工作物を見つけた。
逆サイフォン系??これを考えるのはあの人しかいないな。
*10月22日の降水量は41㎜でした。
名取1区と11区の間の作業道。この道は遊水化しても、透水性がよく、雨の後で困ったことはない。

名取1区と11区の間の作業道。この道は遊水化しても、透水性がよく、雨の後で困ったことはない。

仙台と四国には空路の直行便はなく、時間的に「遠い」県です。
「香川は災害がない」と言いますが、いやいや。渇水がよくありますね。
「四国は4%経済」と聞きますが、オイスカ内に関しては別。
会員数の全国シェアは25%近く。海岸林寄附者数は全国上位。
(宮城は寄附者数は全国一ですが、会員数は倍増も、いまだシェアは5%・・・)
10月11日にはオイスカ「四国のつどい」で小林省太アドバイザーと
浅野さんが活動報告をしたばかりです。私も2012年にマイクを持つ機会をいただき、
その後も2度、3度と四国巡業させていただいています。
四国支部は7つの支局的存在を持っています。そのなかのオイスカ四国研修センターの足元を
支えてくださっている、「綾川町推進協議会」10名が、5年ぶりに視察に来てくださいました。
普段から本当に一生懸命、国際協力をやってくださっている方たちばかり。
いつも宮城のことまで気にかけていただいて。本当にありがたい。
強い雨。農村地帯の方たち。どんな経路にしようか・・・
お昼前から現場にいましたが、足元は最悪。雨風ともに止む気配なく、
バスの運転手さんにスローで走ってもらうようにお願いし、完全車中からの見学に決定。
復興事業で作られた「1町歩田んぼ」など農地ど真ん中を通って、閖上にも足を延ばし。
今日は即位の礼。最後は、天皇皇后両陛下の名取訪問の際の御歌の石碑へ。
閖上の慰霊碑前に新しく建てられました。

津波の高さを示す名取市閖上の慰霊碑(奥)と両陛下の歌碑。即位の礼当日朝、NHKでも歌碑が紹介されていました。

津波の高さを示す名取市閖上の慰霊碑(奥)と両陛下の歌碑。即位の礼当日朝、NHKでも歌碑が紹介されていました。


20191022_164501

皆さんからの寄付として50,000円をいただきました。存分に使わせていただきます!


台風の影響で稲わらが水田を覆う。刈り取りが遅れ、なぎ倒されている水田もあり、一行は被害に胸を痛めていた。

台風の影響で稲わらが水田を覆う。刈り取りが遅れ、なぎ倒されている水田もあり、一行は被害に胸を痛めていた。


 

10月20日~22日、雨続きでもあり、朝駆け夜駆けの細切れの時間を駆使しながら、
100haのほぼ全域を見渡しました。
台風通過後の吹き返しによる北風が強かったと思われます。
作業道は「風道」になりますね。佐々木勝義さんがハギの木が好きで残しているのですが、
そのうち何本かは、決まって南側に向かって根元で折れていました。

樹高が3,4mになっている2014年植栽地内の作業道。風道になっていても、防風垣のサポートも大きく、クロマツの倒伏ナシ。

樹高が3,4mになっている2014年植栽地内の作業道。風道になっていても、防風垣のサポートも大きく、クロマツの倒伏ナシ。


ハギの木は、除伐しても、風で根元から折れても、また復活する。

ハギの木は、除伐しても、風で根元から折れても、また復活する。


2017年植栽地の西側低地約10haで、まだ樹高1mに達しないクロマツの、南側への倒伏が目立ちました。
その際、根が切られた模様。緑色の葉が白色化。ですが、生き残る可能性はあると思います。
去年の台風後も2014年植栽地の名取3・4区で、南に向いて倒れる例が多かったことを思い出しました。
台風来襲の降り始めは当然南方向からの風。まだ土壌は安定しています。
しかし、多湿地帯では根が十分な量育っておらず、大雨でゼリー状になると強風に弱いのでしょう。
本数的には少ないが、風害を受けやすい樹高1m前後のクロマツの倒伏を確認した(2017年植栽地)

本数的には少ないが、風害を受けやすい樹高1m前後のクロマツの倒伏を確認した(2017年植栽地)


調査地内でも確認した

調査地内でも確認した


と言っても、仕様書より100本多い5,100本/haの植付から考えると、大勢に影響なし。
たとえ、もう少し倒れていたとしても、まったく大丈夫というレベル。
今度雨が降っていないとき、スス病の調査と合わせてもう少し調べてみます。
何より多湿を改善することが、すべてに通じると思いました。
ここはまだ溝切りを着手できていない場所です。
 

大崎市のオイスカ会員さん何人かと電話で話しましたが、宮城県内の被害は知れば知るほど大きなものとなっています。台風で被害にあわれた多くの皆様に、心からお見舞い申し上げます。
台風前日に東京の自宅に急いで帰って以来、1週間ぶりに名取に戻りました。再生の会メンバーの皆さんはとくに被害はなく、まず、美田園駅のホームにいた職員さんから、「この近所では刈り取った稲わらが水路を防いで冠水した道がある」(名取事務所から5分もかからない場所)と伺い、オイスカ会員の大槻さんは、ご自宅がほんの少し浸水したと聞きました。「うちの横はちいさ~い水路なんだよ。それなのに・・・道路の泥掻きが大変だった」と。一方、駅からの道や名取事務所は異常なし。
翌10月20日の朝、現場北半分をざっと概観し、冠水しそうな場所や、台風の後、防風垣が倒される場所を見に行きましたが、問題なし。クロマツの先端の折れもなし。南半分は今日このあと見に行きますが。

2014年植栽地北端。クロマツも防風垣も被害なし。

2014年植栽地北端。クロマツも防風垣も被害なし。


2014年植栽地南端。航空機誘導道付近。盛土が出来た当初は、作業道が冠水して、よく通行不能になった場所。

2014年植栽地南端。航空機誘導道付近。盛土が出来た当初は、作業道が冠水して、よく通行不能になった場所。


2018年植栽地の一番滞水しやすかった場所の一つ

2018年植栽地の一番滞水しやすかった場所の一つ


 
2016年植栽地の代表的な滞水箇所

2016年植栽地の代表的な滞水箇所


台風で300㎜降った後、10月19日にも雨が降りました。その翌日に見たのに表面上の滞水箇所がない。やはり、溝切りの効果です。しかし、問題は土の中。2,3週間排水溝に水があるとなると、その水面の高さまで土の中に水があるということ。まだまだ溝切りは、まったく道半ば。2年、3年とかけて、排水路づくりを進めます。去年はクロマツが浮かぶ池だったことを思えば、今期の成果は道半ばとはいえ、上出来。
2018年植栽地の全長220mの本側溝から遊水地に向かう折り返し点。水が少しづつ流れ続けている

2018年植栽地の全長220mの本側溝から遊水地に向かう折り返し点。水が少しづつ流れ続けている


折り返し点に向かう220mの本側溝。ここにも枝溝から流れている。

折り返し点に向かう220mの本側溝。ここにも枝溝から流れている。


ところで、今年は何m掘ったのだろう。名取の現場では、ヘクタールあたり何mの排水路が妥当なのだろう。土壌にもよります。時間を見つけてこつこつ計ってみたいと思います。論文を書くのではないので、あくまでも現場ベースで必要なことだけ、正確に調べます。あらためて、雨から2,3週間後の排水路の滞水状況に注目してみようと思います。また、掘る前と掘った後の成長具合は、現物を見ればわかるし、測ればいい。
11月のボランティアの日、みんなで調べてもらうのも良いかも。
考えておきます。
cf. UAゼンセン静岡県支部に転勤した浅山さんへ。過去最大サイズの溝の「浅山堀」、台風に対して完全に機能していました。浅山堀は、愛知県の大啓建設役員・社員の皆様はじめ、多くの皆さんが2年がかりで掘った箇所でしたが、名前が付くほど「トドメ」をさしたのが浅山さんをはじめとする8月3日のUAゼンセンチーム。約15,000本を守る、要の場所です。
手前が「浅山堀」。深さ1m以上。奥が遊水地(すぐ下が元の海砂で浸透しやすい模様)。遊水地と呼ぶにはサイズが小さいが。追加工事検討したいけど、ちょっと・・・

手前が「浅山堀」。深さ1m以上。奥が遊水地(すぐ下が元の海砂で浸透しやすい模様)。遊水地と呼ぶにはサイズが小さいが。追加工事検討したいけど、ちょっと・・・


DSCN0135
溝補修

10月20日、UAゼンセン大阪ガス労組20名が来てくれて、名取北高校野球部溝など300mぐらい補修してくれました。お帰りになった後、見に行ったら、浅山堀まで、ずっと流れてました。ありがとうございました!


 

うれしい発見

2019年10月18日( カテゴリー: いきもの, 現場レポート )

10月5日のボランティアの日、ツルマメ繁茂エリアを
探して歩いている時のこと。

新しいキツネの巣を発見!

CIMG9427

Eco-DRR研修に参加中の海外スタッフもいたため、
まずはメキシコのマルティンさんに「見たい?」と声をかけ、
見に連れていきました。戻ってくるとフィリピンのデルフィンさんから
「何サボってるの! ちゃんと仕事してください」と叱られたので
キツネの巣穴を発見したから、後でみんなを案内するのに
まずは2人で下見をしてきたことを伝えると、ニヤリ。
「デルフィンさんも見たいですよね」というとさらにうれしそうな顔に!

作業が終わってからグループの皆さんを案内することに。

CIMG9426
さっきは気が付かなかったけど、同じ区画にもう一つ穴がありました!
中でしっかりとつながっているのでしょうね。

周囲の草の根っこが、あまり乾燥してなかったので
掘って間もない巣なのかなぁと思ってみたり。

海が近いから鳥が魚やカニなどを食べ、その食べ残しが
防潮堤などにもよく落ちているから、
キツネたちにとってはえさには困らない場所だと思うと
説明をすると、「生物の多様性が育まれてるね~」との声も。

もちろん、この日キツネの姿は見られませんでしたが、
海外から来ているスタッフにも、この森が減災・防災機能を持った
インフラとしてだけではなく、動物の住処としても機能していることを
見てもらえたし、リピーターの方の中にも「初めて見た!」と
喜んでくださる方もいて、ちょっとうれしい発見となりました。

はじめまして。関東地方の大学3年生、高瀬と申します。
10/5 (土) の海岸林再生ボランティアに参加しましたところ、ブログへコメントを載せていただけるとのことで、初めて書かせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
わたしは、海岸林再生ボランティアに毎年個人的に参加させていただいており、今年で3年目になりました。毎回、誰か友人を連れていきたいなと思いつつ、結局はいつも1人で現場に向かってしまいます。現地の方々やボランティアのみなさんは優しい方ばかりなので、1人で来るのが当然のようになってしまったのです。最寄りの美田園駅と名取事務所の間を車に乗せてくださったり (いつも本当にありがとうございます)、暑さに耐えきれず半袖でいたところ、腕が傷つかないようにと腕カバーを貸してくださったり、ツルマメが巻き付いて大変なところを1人で格闘していたところを何度も助けていただいたり……。このボランティアに参加するたびに、嬉しいことばかりです。毎回温かく迎え入れていただき、本当に嬉しい限りです。
さて、今回のボランティアでは、ひたすらツルマメ抜きをしました。クロマツに絡みついたツルマメを、見つけては抜き見つけては抜き…を繰り返しました。前日の雨から一転、日差しのもと暑い中での作業となりましたが参加されていた他のボランティアの皆さまと一緒に、気持ちよく働かせていただきました。
そのツルマメに関して、今回初めての体験をすることができました。なんと、塩茹でしたツルマメを試食させていただいたのです。見た目はとても小さくて可愛らしいのですが、味はどうなのでしょう……。1ついただいてみると、これがおいしいのです。つい、もう1つ…と手が伸びてしまいました。
しかし、いくらツルマメがおいしくても、クロマツの天敵であることに変わりありません。これからもしっかり駆除させていただきます。

塩茹でされたツルマメ

塩茹でされたツルマメ


今回はもう1つ特別なことがありました。
作業に入る前に、他のボランティアの皆さんと一緒に、名取市海岸林再生の会の会長である鈴木さんのお話をお聞きしたのです。これまでに、津波で壊された家を拝見したことはありましたが、今回ほど間近で拝見したのは初めてでした。震災当時のお話をお聞きしたときには、やはり胸が苦しくなりましたし、震災の被害は忘れられてはならないこと、伝えていかなければならないことだと感じました。鈴木さんの震災復興や海岸林再生にかける思いを直接お聞きして、これからもできるかぎりこのボランティアに参加し、海岸林再生を支援していきたいと強く思いました。
海岸沿いに植栽されたクロマツはまだまだ小さな子どもですが、その子たちが今後順調に大きくなり、地域の方々を守る立派な海岸林として成長することを心から願っています。これからも引き続き、クロマツを見守るお手伝いをさせていただけたら幸いです。
来年もまた名取市に足を運びたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
それでは、みなさん、これから寒くなってまいりますので、お体に気を付けてお過ごしください。ありがとうございました。

埼玉トヨペット株式会社 土屋 雄一です。

毎年夏にグループ会社のメンバーと共にボランティアに参加していますが、
今年は都合がつかず、参加できなかったため、働き方改革推進による有給休暇を
轟課長と共に取得して2名でうかがいました。

今回はプライベート感をもって参加させていただき、つるまめ除去だけではなく、
他の参加者との交流をもつことができ、今までとは違う気分でした。

特に印象的だったのは、メキシコのマーティンさんとの関わりです。
英語が話せないサラリーマンと日本語が話せないメキシコ人。

お互いに言葉が分からず、それでも話そうとして、
苦戦しながらも国際交流を楽しむことができました。
特にマーティンさんのハットが飛ばされそうになったのを
自分がキャッチしたのがきっかけで親しくなれたので、ハットを飛ばしてくれた風に感謝!

CIMG9412

「メキシコに来た時には私のところへおいでよ!」と言ってくれたのに、
「メキシコには行ったことがない」と言ったつもりでしたが、
帰って来て調べたら、自分で言ったのは「私はメキシコへは行かない」と
否定してしまっていました(笑) 失礼しました。
マーティンさん。いつかメキシコでお会いしましょう!

作業も交流も「楽しかった」というより、「満喫」したと感じられるボランティアでした。

また個人参加したいと思います!

左から轟課長、マーティンさん、私です!

左から轟課長、マーティンさん、私です!

台風19号の被害は、東京昭島市の自宅付近や、奥多摩の親戚宅、神奈川相模原市緑区の林業会社在籍時代に伐採した現場付近でもありました。映像を見ただけで場所が分かる場所で。お亡くなりなった方のご冥福と、千葉を含む今年の多くの災害からの一日も早い復旧をお祈り申し上げます。稲の収穫を終えてない家もあるだろうし、農作物もきっとたくさん被害を受けたのだろう。
名取には9月11日~13日の間、304.5㎜の降水量(降水ピークの12日夜半は1時間54㎜)、最大瞬間風速は26.2mがありました。私自身は東京の自宅に11日夜には戻ったため、現場の様子をつかめずにおりました。名取事務所周辺は1997年に水害に見舞われているので、最悪の場合、事務所が流されることも一応頭にはありました。(事務所は問題ない模様)
今朝早く、近くに住むボランティアの三浦さんが実踏レポートを下さいました。ありがたいとは、まさにこのこと。今週土曜日、現場をじっくり調べる予定です。本当にありがとうございます。
以下、三浦さんからのメールです。
9月14日、台風19号通過一日後の海岸林の様子を見てきました。名取市海岸林南端からモニタリングスポット24(2017年植栽地)くらいまでの作業道付近中心ですが、感じたままにご連絡致します。特に今回の各地に被害を引き起こした 台風の雨にも効果があった溝切りの効果の状況を、作業にかかわってその後の様子を気にしている方々に 、溝切りも意味のある作業という事を伝えたり、その労力に報い感謝を伝えねばと思い写真を撮りました。そんな気持ちが湧いてきました。
【結果】大勢に影響する被害はないと見ました。周辺の車道の冠水状態に比べても、植栽地は台風の雨の影響が無いように見えました。
【気が付いた点】
・空港東(2015年植林地近く)の作業道路が10㎝程度、くるぶし程の冠水。他は水がひいた様で冠水はありません。
・盛土がされていない、もとの地盤に自然に生えてきた松を残している箇所は冠水。
・広浦の水面に近い側の防風柵の並びが崩れている箇所があり、盛土が崩壊している様に見える。(今回の台風が原因かは不明。海側の防波堤から見て)
・植林地の黒松への直接の冠水はないようです。(みんなで掘った溝切りの効果は絶大です)
・排水先として遊水地化された作業道は、目的通リ水路になっていました。

溝切り効果

溝切り効果


作業道兼遊水地

作業道兼遊水地


鳥情報
・アマツバメ10羽以上が渡ろうと南下していました。
アマツバメ。大きいんですよ。この時期しか見れません。

アマツバメ。大きいんですよ。この時期しか見れません。

長くご支援いただいている第一三共さん。
今年もボランティア活動の様子をサイトに掲載いただきました。

ボランティアに来てくださる社員の皆さん、
いつも真剣にツルマメ抜きなどの作業に取り組んでいただいています。

また来年もお待ちしています!!

ぜひサイトをご覧ください!

sankyo

画像をクリックするとサイトをご覧いただけます

2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
月別アーカイブ

ページトップへ