はじめまして。関東地方の大学3年生、高瀬と申します。
10/5 (土) の海岸林再生ボランティアに参加しましたところ、ブログへコメントを載せていただけるとのことで、初めて書かせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
わたしは、海岸林再生ボランティアに毎年個人的に参加させていただいており、今年で3年目になりました。毎回、誰か友人を連れていきたいなと思いつつ、結局はいつも1人で現場に向かってしまいます。現地の方々やボランティアのみなさんは優しい方ばかりなので、1人で来るのが当然のようになってしまったのです。最寄りの美田園駅と名取事務所の間を車に乗せてくださったり (いつも本当にありがとうございます)、暑さに耐えきれず半袖でいたところ、腕が傷つかないようにと腕カバーを貸してくださったり、ツルマメが巻き付いて大変なところを1人で格闘していたところを何度も助けていただいたり……。このボランティアに参加するたびに、嬉しいことばかりです。毎回温かく迎え入れていただき、本当に嬉しい限りです。
さて、今回のボランティアでは、ひたすらツルマメ抜きをしました。クロマツに絡みついたツルマメを、見つけては抜き見つけては抜き…を繰り返しました。前日の雨から一転、日差しのもと暑い中での作業となりましたが参加されていた他のボランティアの皆さまと一緒に、気持ちよく働かせていただきました。
そのツルマメに関して、今回初めての体験をすることができました。なんと、塩茹でしたツルマメを試食させていただいたのです。見た目はとても小さくて可愛らしいのですが、味はどうなのでしょう……。1ついただいてみると、これがおいしいのです。つい、もう1つ…と手が伸びてしまいました。
しかし、いくらツルマメがおいしくても、クロマツの天敵であることに変わりありません。これからもしっかり駆除させていただきます。

塩茹でされたツルマメ

塩茹でされたツルマメ


今回はもう1つ特別なことがありました。
作業に入る前に、他のボランティアの皆さんと一緒に、名取市海岸林再生の会の会長である鈴木さんのお話をお聞きしたのです。これまでに、津波で壊された家を拝見したことはありましたが、今回ほど間近で拝見したのは初めてでした。震災当時のお話をお聞きしたときには、やはり胸が苦しくなりましたし、震災の被害は忘れられてはならないこと、伝えていかなければならないことだと感じました。鈴木さんの震災復興や海岸林再生にかける思いを直接お聞きして、これからもできるかぎりこのボランティアに参加し、海岸林再生を支援していきたいと強く思いました。
海岸沿いに植栽されたクロマツはまだまだ小さな子どもですが、その子たちが今後順調に大きくなり、地域の方々を守る立派な海岸林として成長することを心から願っています。これからも引き続き、クロマツを見守るお手伝いをさせていただけたら幸いです。
来年もまた名取市に足を運びたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
それでは、みなさん、これから寒くなってまいりますので、お体に気を付けてお過ごしください。ありがとうございました。

埼玉トヨペット株式会社 土屋 雄一です。

毎年夏にグループ会社のメンバーと共にボランティアに参加していますが、
今年は都合がつかず、参加できなかったため、働き方改革推進による有給休暇を
轟課長と共に取得して2名でうかがいました。

今回はプライベート感をもって参加させていただき、つるまめ除去だけではなく、
他の参加者との交流をもつことができ、今までとは違う気分でした。

特に印象的だったのは、メキシコのマーティンさんとの関わりです。
英語が話せないサラリーマンと日本語が話せないメキシコ人。

お互いに言葉が分からず、それでも話そうとして、
苦戦しながらも国際交流を楽しむことができました。
特にマーティンさんのハットが飛ばされそうになったのを
自分がキャッチしたのがきっかけで親しくなれたので、ハットを飛ばしてくれた風に感謝!

CIMG9412

「メキシコに来た時には私のところへおいでよ!」と言ってくれたのに、
「メキシコには行ったことがない」と言ったつもりでしたが、
帰って来て調べたら、自分で言ったのは「私はメキシコへは行かない」と
否定してしまっていました(笑) 失礼しました。
マーティンさん。いつかメキシコでお会いしましょう!

作業も交流も「楽しかった」というより、「満喫」したと感じられるボランティアでした。

また個人参加したいと思います!

左から轟課長、マーティンさん、私です!

左から轟課長、マーティンさん、私です!

台風19号の被害は、東京昭島市の自宅付近や、奥多摩の親戚宅、神奈川相模原市緑区の林業会社在籍時代に伐採した現場付近でもありました。映像を見ただけで場所が分かる場所で。お亡くなりなった方のご冥福と、千葉を含む今年の多くの災害からの一日も早い復旧をお祈り申し上げます。稲の収穫を終えてない家もあるだろうし、農作物もきっとたくさん被害を受けたのだろう。
名取には9月11日~13日の間、304.5㎜の降水量(降水ピークの12日夜半は1時間54㎜)、最大瞬間風速は26.2mがありました。私自身は東京の自宅に11日夜には戻ったため、現場の様子をつかめずにおりました。名取事務所周辺は1997年に水害に見舞われているので、最悪の場合、事務所が流されることも一応頭にはありました。(事務所は問題ない模様)
今朝早く、近くに住むボランティアの三浦さんが実踏レポートを下さいました。ありがたいとは、まさにこのこと。今週土曜日、現場をじっくり調べる予定です。本当にありがとうございます。
以下、三浦さんからのメールです。
9月14日、台風19号通過一日後の海岸林の様子を見てきました。名取市海岸林南端からモニタリングスポット24(2017年植栽地)くらいまでの作業道付近中心ですが、感じたままにご連絡致します。特に今回の各地に被害を引き起こした 台風の雨にも効果があった溝切りの効果の状況を、作業にかかわってその後の様子を気にしている方々に 、溝切りも意味のある作業という事を伝えたり、その労力に報い感謝を伝えねばと思い写真を撮りました。そんな気持ちが湧いてきました。
【結果】大勢に影響する被害はないと見ました。周辺の車道の冠水状態に比べても、植栽地は台風の雨の影響が無いように見えました。
【気が付いた点】
・空港東(2015年植林地近く)の作業道路が10㎝程度、くるぶし程の冠水。他は水がひいた様で冠水はありません。
・盛土がされていない、もとの地盤に自然に生えてきた松を残している箇所は冠水。
・広浦の水面に近い側の防風柵の並びが崩れている箇所があり、盛土が崩壊している様に見える。(今回の台風が原因かは不明。海側の防波堤から見て)
・植林地の黒松への直接の冠水はないようです。(みんなで掘った溝切りの効果は絶大です)
・排水先として遊水地化された作業道は、目的通リ水路になっていました。

溝切り効果

溝切り効果


作業道兼遊水地

作業道兼遊水地


鳥情報
・アマツバメ10羽以上が渡ろうと南下していました。
アマツバメ。大きいんですよ。この時期しか見れません。

アマツバメ。大きいんですよ。この時期しか見れません。

長くご支援いただいている第一三共さん。
今年もボランティア活動の様子をサイトに掲載いただきました。

ボランティアに来てくださる社員の皆さん、
いつも真剣にツルマメ抜きなどの作業に取り組んでいただいています。

また来年もお待ちしています!!

ぜひサイトをご覧ください!

sankyo

画像をクリックするとサイトをご覧いただけます

工事との関係

2019年10月9日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは、浅野です。
昨日のブログで工事の関係であまり作業に入れなかった場所があると書きました。
それが何の工事かというと…
DSCN0112
現場に来たことのある人はピンとくる方もいるかもしれません。
マツ林の中を通るサイクリングロードの舗装工事です!
春からずっとサイクリングロードの工事をしていて、夏からは舗装の準備、9月の下旬に舗装が完了しました。
これで歩きやすいし、やっと作業ができる!と思ったのですが、
舗装工事の後の点検が3月ということで“車はダメです”“人も極力歩かないでください”と工事業者の方から…。
作業がしたいところはサイクリングロードの内側。
なんとしても、横断しなければならないのです…。
そこで、考えたのがコレ。
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道路にビニールシートを敷いて歩くことがあるなんて…。
ゼンセンの皆さんも苦笑気味でしたが、なかなかできない経験ですよ笑
点検が3月ということは来年のボランティア初日には通ってよくなっているはず!
来年は隅々まで作業ができそうですね。

UAゼンセン 60名!

2019年10月8日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは、浅野です。
10月4日のUAゼンセンボランティアは60名での参加でした。
天候は雨でしたが、皆さんカッパ持参なのでいつも通り作業開始。
この日の作業はツルマメ総点検。といいつつ、今年は工事の関係もあり入れていなかった場所も
あったので結構な量のツルマメが残っていました。
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終日、降ったりやんだりでカッパを着たり脱いだりしながらの作業でした。
雨が強くなってきて、「早めに切り上げます?」と聞いても「いや、大丈夫!すぐ止むよ」と
防風柵の陰で雨をしのぎ、早めに切り上げることもなくツルマメと格闘してもらいました。
皆さん、ありがとうございました。
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「名取周辺はECO-DRR研修の最適地」とは言いすぎですが、私にはそのぐらいに思えます。
海岸林だけではありません。内陸部には内陸防風林、居久根(屋敷林のことを東北太平洋側では「いぐね」と言います)、名取駅西方向の山麓には干害防備保安林もあります。また、仙台の定禅寺通りなどの街路樹は、大空襲で焼け野原になったあと、冬の突風で「仙台沙漠」と言われるようになり、計算されて植えられたものでもあります。今は12月のイルミネーションで経済効果もあるようです。3.11の時、仙台港近くの火力発電所やその周辺の緑地帯は、津波減勢や、港湾などの資材などを止め、家事の延焼も防いだとも言われています。
そういった一つ一つが、先を考えて植えた人がいるというところに感心します。ECO-DRR研修ではその技術理論についても、すこし話をすることができましたし、間違いだらけ、スペルミスだらけの英語かもしれませんが、資料を自力で作り、みなにデータを共有しました。
内陸防風林であれば、まず存在理由、なぜ農家が木を植えたのか。農業従事者が畑の土というものをいかに大事に考えているか。そのうえで、防風効果の根拠、林帯幅の意味、列間距離の意味などを。

防風林のさまざまな効果 出典:沖縄県「地域協働による農地防風林の維持管理」

防風林のさまざまな効果 出典:沖縄県「地域協働による農地防風林の維持管理」


居久根については、名取事務所から車で10分程度のところに、国重要文化財の「洞口家住宅」があり、立派な居久根が残っています。これについても多機能で、旬の食べ物の宝庫です。ちょうど、海岸林寄附者でもある奥様がいらっしゃり、即席で説明してくださりました。なんとなく植えてあるのではなく、しっかり計算して植えています。設計が重要です。当然、落葉は堆肥にも使われています。
高木と低木を組み合わせ植えられている。屋敷と林の距離も適度にあり、敷地全体の防風効果がある。

高木と低木を組み合わせ植えられている。屋敷と林の距離も適度にあり、敷地全体の防風効果がある。


 
国重要文化財「洞口家住宅」。最高の説明をしていただき、感謝しております。

国重要文化財「洞口家住宅」。最高の説明をしていただき、感謝しております。


海岸林はまさに技術の宝庫。理論が分かると全体デザイン、ゾーンニング、盛土、作業道、排水溝、防風垣、静砂垣、樹種、樹間・・・すごくわかってくれたと思います。彼らはプロですから。
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みなさんこんにちは!インターン生の森です!
今回は10月4日と5日の活動に参加させていただきました!
4日はUAゼンセンの方々にボランティアに来て頂き、5日はボランティアの日でした!
5日の活動は、海外から研修に来てくださったみなさんと一緒に作業を行いました。みなさん日本語も作業も
とっても上手でさすがだなあと思っていました。
フレンドリーな海外のみなさんのおかげで、ボランティアの日の作業もとっても大盛り上がりでした!!
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みなさん英語で話してらっしゃいました。。。(笑)
わたしも英語を勉強しないといけませんね!!!
頑張ります。。。(泣)
そして、午前の作業が終わったらなんとなんと、、
みんなでツルマメを食べました!
私は今までたくさんツルマメと格闘していながらツルマメが食べられるとは知らず。。(笑)
味は枝豆みたいでとても美味しかったです!でもお腹いっぱいにはなりませんね〜!!
ボランティアの方々にも食べていただきました。↓
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みなさん興味津々でした!!
相当小さいですもんね。。。
今回のボランティアの日でもたくさんの方々とお話させて頂くことができました。
色々な場所や、職種の方々と交流ができとても嬉しかったです。
ありがとうございました!!
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厳しい目

2019年10月5日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室の林です。

先日のボランティアの日、皆さんにツルマメの抜き取りをしていただいたのですが……。
皆さん、クロマツがツルマメが巻き付かれているのを見つけては
「かわいそう!」と一所懸命作業をしてくれていたものの
「根っこから抜いてください!」の指示通りの作業は難しいようでして……。

何度もお声がけしたのですが、皆さんとしても
根っこから抜いている「つもり」のようで、
なかなかしっかり引き抜くのは難しい様子。

そこで私は、皆さんが作業をした後を歩く係に。

この根、わかりますか?
上のツルの部分だけ引きちぎられ、根っこだけ残っているのです。
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引き抜いてみるとよく分かります。
上が根っこ。
赤い丸を付けたのは引きちぎられた跡。CIMG9247
ツルマメのツルが繁茂していると、確かに根元が見えにくく、
根っこを見つけるのは大変なのですが、
それでもやはりしっかり引き抜いてもらいたい。

皆さんが作業を済ませたと思っているところからこんなに!
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巻き付かれて、姿も見えない状態になっているクロマツに
日が当たるようになっただけでも大きな改善です。
でも、せっかくですから、根っこから引き抜いてもらえると
来年の作業がぐんと楽になるのに……と思い、
ちょっと厳しい目で、ぜったいこれをブログに書く!
と決めて、そのために写真を撮影してみました。

来年、ツルマメ、どんな状態になるかなぁ~。
ツルマメ抜き取りプロ人口が増えることを願っています。

先輩からの刺激

2019年10月4日( カテゴリー: 現場レポート )

みなさんこんにちは!インターン生の森です。
9月の27日、28日に活動をさせて頂きました。27日はホーチキのみなさんと活動させて頂きました!
少人数であったため、1人ずつ活動への意気込みをお話ししてもらってから作業に入りました。
今回の活動は、ツルマメ抜きのみ!!ひたすらマツに絡みついているツルマメとの格闘です。
あちこちから「これはすごいぞ!」「うわぁ〜。。。」というような声が聞こえてきました!
そうです今回もマツが見えなくなるほどツルマメが絡みついていました。
みんなで頑張って引っこ抜きました〜2.3人がかりでやったのも多かったのでたくさんの方とお話できました!
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29日は、なんと!!一昨年インターン生の内川さんが福島から来てくれました!気さくに話しかけて頂いて、
活動のお話や、インターン生で行なっているプロジェクトのお話、就活のお話などたくさんのお話をさせて頂き、
たくさんのアドバイスをもらいました!活動もとても熱心にやっていらっしゃって、
指示出しなどもきびきび行なっていて、私もこんな風になりたい!と思わせて下さいました。
写真も撮って頂いたので、ブログに載せて頂けるかと思います!
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地元が近い方ともお話をさせて頂いて、地元トークでたくさん盛り上がることが出来ました!
こんなにたくさんの人と交流がはかれるのもボランティアの日ならではですね^^
ありがとうございました!

大盛、当然完食。食べっぷりもいい

大盛、当然完食。食べっぷりもいい

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